伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

Dolly Dolly

2005年09月18日 | 人形


Dolly Dollyの最新号を買ったら、
映画特集で、なつかしい映画(の人形)が出ていた。

「世にも怪奇な物語」の中の、「悪魔の首飾り」。

この映画には大変な思い入れがあり、
またいずれほかで書くことにしよう
(といいつつ今まで書いたためしはないが(>_<))。
とにかくこんなマイナーなキャラクターを選ぶというか、
覚えていて、人形にしてしまうのはすごい。

この本の映画特集で登場するのがかなりマイナーな映画ばかり。
というか、わざとひねって、ひねりすぎて失敗している感じ。
「恋するガリア」なんてね…。

こういうのがファッショナブルで何となくかっこいいぽい、
というので選ばれたんだろうな。東京的嫌味を感じる。
若い人のモッズ幻想というか。
ツイギーが素敵とか、真正直に思っているんだろう。
(ツイギーて不気味でしかないと思うけど、
本気で可愛いとか言える感性が謎。)

ちょっとレトロで、
誰も知らないような映画を知っているのがおしゃれ、
みたいなオゴリを感じるわけです。
それを自慢しているような。

とにかくおされ、という点でしか物ごとを見ていない、
というところにバカの壁を感じるのだ。
人形って、もっとベタな趣味だと思っていたのだよ。
アキバ系とかフィギュア好きって、
おされな感性とは正反対であって、人形だってそういうもんだと。



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ロバート・ワイズの死

2005年09月17日 | 映画
ロバート・ワイズが亡くなったという記事が新聞に出ていた。

ワイズといえば、「ウエストサイド物語」に
「サウンド・オブ・ミュージック」というミュージカルの監督、
というイメージが強い。

私はどうも彼とウィリアム・ワイラーがごっちゃになってしまうのだが、
「ワイ」が共通しているからか。
…って、それだけじゃん。一緒なの。

ともかく、ワイラーはもう少し骨太の映画を、
ロバート・ワイズは娯楽的なものが主流、
と言えるのかもしれない。

どういうわけか「ウエストサイド」は生涯で見たことがなく、
「サウンド・オブ~」は何度も見た。結構好きなのだ。

ウチには昔サントラがあって、よく聞いていたので、
「サウンド・オブ」の歌は殆ど暗記していた。

タイトル曲、「私のお気に入り」「もうすぐ17歳」
「エーデルワイス」もちろん「ドレミの歌」も。
これはワイズの思い出というより、ロジャース・ハマースタインだ。

ワイズで言えば、最後のあたりの、
亡命出来るかどうかのサスペンス場面にどきどきした。
ああいうシーンを丁寧に描くのがワイズの骨頂だと思う。

それと、ワイズはミュージカルばかりでなく、
いろんな娯楽映画を撮ったが、
私の大好きなのが「ふたり」というラブストーリー。

1970年代前半の、ベトナム脱走兵をめぐる恋愛映画で、
ピーター・フォンダが主役だったが、反戦的な主張よりも、
甘美な恋愛映画になっているのがワイズらしかった。

もう、恋愛映画のお手本と言うべき映画で、
モロッコからパリへ、そしてニューヨークへと、
旅の映画でもあった。

場所が変わるにしたがって二人の仲が深まり、
パリでベッドを共にし、最終地のニューヨークで別れが。

時間のない恋、別れが待っている恋。
この映画はどういうわけか1度もビデオになっていなかったと思う。
欲しいのだが、テレビを録画したものしか持っていない。
私の恋愛映画ベストワンなのだ。いつかレビューを書こう。
絶対書こう!

ロバート・ワイズのご冥福を祈ります。



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選挙速報の番組

2005年09月12日 | 一般のニュース
選挙が終ってやれやれだが、
あの選挙速報の番組はいつからあんな風になったのだろう。

昔はわりとどきどきしながら見ていたものだが、
最近はもうめっきり見る気がしない。
どんなにどきどきしながら見たって、
自分の思いどおりにはならないということと、
翌日の新聞を見ればちゃんと結果が分かる、
ということを学習しているからだ。

もう、
いらいらしてテレビを見るより翌日の新聞を見た方が手っ取り早いし、
精神衛生にも良い。
これって、まんがの連載を毎週見るより、
コミックスになってから見た方が落ち着いて読めるというのと同じ道理。
そのコミックスも10巻くらい発売されたあとで
まとめ読みする方が手っ取り早い。何も待たなくてもね。
いや、10巻も続くようなまんがを見ることはないけど。
というか、まんがって読まないけど。

それと、あの選挙番組というのはもう、
煩わしくて煩わしくて、どうにもならない。
だから見ない。

テレビって本当にイヤ。
選挙さえもダシにして視聴率を争うというあの貪欲さについて行けない。
というか、その品のなさがもう、耐えられない。

どんなものでも何でもショーにしてしまう。
最近流行っている、
つまらない芸人のお笑いショーとまったく同じよ。

節操がないし、ビジョンもない。
単に刹那な視聴率さえ取れればいいという。

見るとすればやっぱりNHKなんだけど、
私は阪神の試合を(ちょっとだけ)見ていた。
野球もあんまり面白くないけど、選挙よりはね。
あと、衛星放送で「義経」を見ていた。
滝沢が相変わらず大根だなーと思いながらも、
でもその方が精神的にはどのくらい良いか分からない。

あと民主党が惨敗したが、
どうも岡田代表のジト目の印象が悪いせいというような気がしてならない。
もうちょっと男前で、弁が立つ人はいないのかというので、
我が家では「前原清司」はどうかということになった。
(字が間違っているかも…)
彼は京都2区から出ている。
男前だし、若いし、話すのが上手い。
実は私は彼に会ったことがある。
実物はテレビより若干くたびれていたが、男前だった。
ということで、民主党の次期党首は前原氏で行こうと、
我が家では決定した。




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重陽の節句

2005年09月08日 | 京都


今日、9月9日は重陽の節句と言うらしい。
ゾロ目の日は節句なのだそうだ。

旧暦の9月だから、今で言えば10月くらいだろう。
本によれば今年の重陽の節句は10月11日。
(ちなみに中秋の名月は9月18日だということだ)

丁度菊が咲いていたので菊にちなんだ祭が多いようだ。
でもそれは旧暦での話。

京都では神社で様々な催しをやっていたようだ。
母も、近所の市ひめ神社へ行って雅楽と舞などを見て、
カップうどんとお箸を貰って帰って来た。
ほかにはジュースとおかきなどももらって来た。
何の催しなのだろう。謎。

でも毎年行っているようだ。
市ひめ神社のひめはとてもむつかしい字を書くので、
漢字を忘れてしまった。



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オヤジ

2005年09月06日 | ボーイズラブ


ボーイズラブ世界で私がどうしても受け付けないのが、
「オヤジ受け」。

この一線だけは、越えられそうにない。
でも、まんが家さんはつわものが多くて、
オヤジ受けの好きな人が多いらしい。

たまたま買ったオヤジ特集(まんが)、
これはだいぶ前、去年発売されたものだが、
なんかおぞける作品が多いのだ。
中年のいいオヤジがウケで、ピチピチの若者に〇〇れて喜びに震える。
どう考えても受け入れられない。

オヤジは好きだけれど、私はやっぱりオヤジに幻想がある。
オヤジはしゅっとした、いい男であって欲しい、
という願望がある。
オヤジに、とても期待しているのだ。
だから、まんが家諸嬢のオヤジ受け好きが分からない。

彼女らは、オヤジが〇〇れ、
〇されるというシチュエーションを好んでいる。

それは、オヤジがそのようにメタメタにされる場面が見たい、
という願望があるからなのだろうか。
その場合、オヤジを犯す若者、に、
自分を置き換えているのだろうか。

そこそこの年となり、ある程度の地位と分別があり、
世の中の甘い酸いも分かる年頃のオヤジが、
あたおたするのがいいのだと彼女らは言う。

オヤジになると世間体を気にし出す。
新しい一歩がなかなか踏み出せない。
そこでためらい、ウジウジしているオヤジがいいのだと言う。
私には、絶対に分からない世界だ…。

オヤジはやっぱり、大人の余裕があって、
経験豊富なテクで若者を圧倒し、翻弄する、
というのが王道だ。

そういうオヤジがいっぱい載っていると思ってオヤジ特集を買ったのに、
オヤジ受けを無理矢理読まされて、げっぷが出たのだった。
という私は、いつまでもオヤジに憧れる純情中年。
とほほ




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