「日本」「アメリカ」「カナダ」「台湾」「韓国」。私が野球観戦したことがある国々である。野球のユニフォーム同様、球場も国によって特徴がある。
日本(台湾、韓国も含めて)の球場の特徴といえばグランドが左右対称性のあるデザイン(シンメトリーデザイン)になっていて、ほとんどの球場が半円形の外野フェンスを有している。つまり、上面図(下記写真参照)を見ると一目瞭然なのだがMLBでは時代遅れとなった円形状の球場、いわゆる「クッキーカッタースタジアム」(どこも同じような画一的な形状を意味し、日本的な表現を用いれば「金太郎飴球場」と言ったところか)が未だに多く存在している。
多目的イベントスペースとして兼用するため、野球専門球場が少ないのと、それと関連し人工芝が多用されているのは、球場の本質に反するので気に入らないが、球場の形状に関しては緻密に左右対称にデザインされ個性がない「クッキーカッタースタジアム」と揶揄されることもあるだろうが、几帳面な日本人らしい統一感あるデザインで肯定的に受け止めている。
NPB各球団が本拠地として使用する球場の上面図
※球場名については、個人的にネーミングライツによる呼称が好きではないので正式な球場名で記載
【札幌ドーム(北海道日本ハム)】
2017年現在、パシフィック・リーグで唯一ネーミングライツを導入していない本拠地球場。サッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの兼用施設。多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100m (約328.1 ft)
中堅 - 122m (約400.3 ft)
左右中間 - 116m(約380.6ft)
【宮城球場(東北楽天)】
2013年、左中間・右中間に「ラッキーゾーン」を設けたことにより左翼・右翼ポールからセンターにかけて直線的になり外野フェンスは半円形ではなくなっている。フィールドは左右対称であるがスタンドはNPBでは珍しく左右非対称(他に広島市民球場も左右非対称)。フェアグラウンドの面積は、NPB球団が本拠地としている球場の中では最大級である。内外野天然芝!
両翼 - 100.1 m(約328.4 ft)
中堅 - 122 m(約400.3 ft)
左右中間 - 116m(約380.6ft)
【千葉マリンスタジアム(千葉ロッテ)】
サッカーやアメリカンフットボールでの使用も視野に入れた真円形のスタンドを採用。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 : 99.5 m(約326.4 ft)
中堅 : 122 m(約400.3 ft)
左右中間 : 116.3 m(約381.6 ft)
【西武ドーム(埼玉西武)】
平地にスタンドなどの構造物を建設するのではなく、丘陵地を掘り下げて構造物を設置する手法が用いられており、掘り下げ部の斜面を利用してスタンドが設けられている。掘り下げ式のため、観客は外野バックスクリーン後方の中央口から入場し、外野スタンド外周のスロープ状の通路を経由して、各座席へ誘導する動線が取られている。1997年と1998年のそれぞれオフ期間に2箇年を掛けて工事を実施し、球場全体に屋根が架設された。だが屋根を支える柱はあるものの、他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めることから空調設備はな)。屋根部は外周部がドーナツ状の金属製で、中心部には鉄骨で組まれた一重のテフロン膜が張られており、自然光を取り入れることができる。現存するドーム球場の中で最も低コストで造られた。西武球場時代からコンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m(約328.1 ft)
中堅 - 122 m(約400.3 ft)
左右中間 - 116 m(約380.6 ft)
【大阪ドーム(オリックス)】
コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。空席が目立つのを逆手に取った営業策として、混雑が予想される試合を除いたバファローズ公式戦で外野側の上段内野席が閉鎖され、横断幕形式の広告スペースとなっている…情けない…。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 116 m (約380.6 ft)
【グリーンスタジアム神戸[神戸総合運動公園野球場](オリックス)】
内外野天然芝!日本で最も美しい球場の一つ!!!
両翼:99.1 m(約325.1 ft)
中堅:122 m(約400.3 ft)
左右中間:117 m (約383.9 ft)
【福岡ドーム(福岡ソフトバンク)】
日本の野球場唯一の屋根開閉機構を備えるが、一度の開閉にかかる費用は約100万円(屋根を開閉する電気代が20万円で、人件費など諸費用が80万円になる)もかかるので、ほとんど開くことはない。(MTLの本拠地だったオリンピック・スタジアムも故障後屋根は開かなかった…)2015年のホームランテラス設置後の左右中間は約110mと日本プロ野球の本拠地としては最も短く、直線的な外野フェンスを持つ東京ドームに酷似したフェアグラウンド形状となっている。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 約110 m
【東京ドーム(読売ジャイアンツ)】
日本初の全天候型球場となった。空気膜構造屋根を持つアメリカのメトロドームをモデルとして設計。左中間・右中間の膨らみが小さく110mしかなく現在の12球団の本拠地球場の中でもっとも狭い(福岡ドームも同規格)。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 110 m (約360.9 ft)
【明治神宮球場(東京ヤクルト)】
宗教法人である明治神宮が所有者。宗教法人が球場を所有しているのはここだけではないだろうか?2020年の東京オリンピック開催後、取り壊し予定。五輪開催前に隣りの秩父宮ラグビー場を解体し、その跡地に新・神宮球場を建設予定。新・神宮球場は是非とも天然芝化して欲しい!!!なお、本来の表記は「宮」の「呂」の中間の線が入らない『明治神宫野球場』
両翼 - 97.5 m(約319.8 ft)
中堅 - 120 m(約393.7 ft)
左右中間 - 112.3m
【横浜スタジアム(横浜)】
1978年の落成時にはNPB本拠地球場の中で両翼までの距離が最も広い球場であったが、昭和時代の終わりから平成にかけて後楽園球場、大阪球場、藤井寺球場、平和台野球場などが次々と廃止閉場されたり、東京ドームや福岡ドームの建設、広島市民球場の移転建て替えや明治神宮野球場および阪神甲子園球場の大改修などが行われた結果、現在では逆に距離が最も狭い球場となっている。日本初の多目的スタジアムでもある。一時、天然芝化が検討されたが現在は凍結中…。
両翼 - 94.2 m(約309.1 ft)
中堅 - 117.7 m(約386.2 ft)
左右中間 - 111.4 m (約365 ft)
【ナゴヤドーム(中日)】
コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 116 m (約380.6 ft)
【阪神甲子園球場(阪神)】
外野フィールドは半楕円形であることが特徴的。他の球場と明らかに違う形状なのはポロ・グラウンズをモデルに設計されたからか?日本では唯一となった内野が土のグラウンド。海外では土のグラウンドの球場は少なく、MLB、CPBL、KBOの本拠地球場には使用されていない。MLBではAA、Aクラスのマイナーリーグなど低いグレードの球場では一部使用されているが、基本的に人工芝以上に評価が低い。しかし、土のグラウンドである甲子園球場に関しては高校野球の聖地ということもあり、日本での評判はいい。内野の黒土と外野の天然芝のコントラストがうっとりするほど絶景であり美しい。
両翼 - 95 m (約311ft)
中堅 - 118 m (約387 ft)
左右中間 - 118 m (約387 ft)
【[二代目]広島市民球場(広島)】
左翼101m・右翼100mと僅かながら左右非対称の形状になっているNPB唯一の球場。スタンドも左右非対称。内外野天然芝!日本で最も美しい球場の一つ!!!
左翼 - 101 m (約331.4 ft)
左中間 - 116 m (約380.6 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
右中間 - 116 m (約380.6 ft)
右翼 - 100 m (約328.1 ft)
CPBL(台湾)、KBO(韓国)では本来、野球場があるべき姿である「内外野天然芝」(ただしネクソンの本拠地「高尺スカイドーム」は人工芝)である点がNPBと異なる。(NPB使用球場では宮城球場、グリーンスタジアム神戸、阪神甲子園球場、[二代目]広島市民球場を除いて人工芝が敷かれ、球場の質を著しく劣化させている)
逆にNPBとの共通点としてはCPBL(台湾)、KBO(韓国)共に前述通り半円形の外野フェンスを有している球場が多い。そんな中、2016年に開場した「大邱サムスン・ライオンズ・パーク」(KBO サムスン・ライオンズ本拠地)はMLBフィラデルフィア・フィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークを参考に設計されており、韓国の野球場としては初めての八角ダイヤモンド型を採用。
【大邱サムスン・ライオンズ・パーク(サムスン)】
左翼・右翼から中堅にかけ外野フェンスが直線、中堅の外野フェンスはホームベースに水辺で直線。NPB同様、半円形の外野フェンスを有している球場が多いKBOではかなり個性的な形状である。
両翼 - 99.5 m
中堅 - 122 m
新球場と言えばNPBの北海道日本ハムが現在、新球場建設を計画している。内外野は天然芝の予定なのはかなりいい感じ!そして外野の形状もどのようになるか楽しみである。現段階の構想では今まで同様、半円形の外野フェンスっぽいけど、ちょっと個性的な形状になったら面白いなぁ~
【日本ハムファイターズ新球場ボールパーク構想イメージ】
※他にユニフォームのこともゴチャゴチャ言ってます(笑)
日本(台湾、韓国も含めて)の球場の特徴といえばグランドが左右対称性のあるデザイン(シンメトリーデザイン)になっていて、ほとんどの球場が半円形の外野フェンスを有している。つまり、上面図(下記写真参照)を見ると一目瞭然なのだがMLBでは時代遅れとなった円形状の球場、いわゆる「クッキーカッタースタジアム」(どこも同じような画一的な形状を意味し、日本的な表現を用いれば「金太郎飴球場」と言ったところか)が未だに多く存在している。
多目的イベントスペースとして兼用するため、野球専門球場が少ないのと、それと関連し人工芝が多用されているのは、球場の本質に反するので気に入らないが、球場の形状に関しては緻密に左右対称にデザインされ個性がない「クッキーカッタースタジアム」と揶揄されることもあるだろうが、几帳面な日本人らしい統一感あるデザインで肯定的に受け止めている。
NPB各球団が本拠地として使用する球場の上面図
※球場名については、個人的にネーミングライツによる呼称が好きではないので正式な球場名で記載
【札幌ドーム(北海道日本ハム)】
2017年現在、パシフィック・リーグで唯一ネーミングライツを導入していない本拠地球場。サッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの兼用施設。多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100m (約328.1 ft)
中堅 - 122m (約400.3 ft)
左右中間 - 116m(約380.6ft)
【宮城球場(東北楽天)】
2013年、左中間・右中間に「ラッキーゾーン」を設けたことにより左翼・右翼ポールからセンターにかけて直線的になり外野フェンスは半円形ではなくなっている。フィールドは左右対称であるがスタンドはNPBでは珍しく左右非対称(他に広島市民球場も左右非対称)。フェアグラウンドの面積は、NPB球団が本拠地としている球場の中では最大級である。内外野天然芝!
両翼 - 100.1 m(約328.4 ft)
中堅 - 122 m(約400.3 ft)
左右中間 - 116m(約380.6ft)
【千葉マリンスタジアム(千葉ロッテ)】
サッカーやアメリカンフットボールでの使用も視野に入れた真円形のスタンドを採用。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 : 99.5 m(約326.4 ft)
中堅 : 122 m(約400.3 ft)
左右中間 : 116.3 m(約381.6 ft)
【西武ドーム(埼玉西武)】
平地にスタンドなどの構造物を建設するのではなく、丘陵地を掘り下げて構造物を設置する手法が用いられており、掘り下げ部の斜面を利用してスタンドが設けられている。掘り下げ式のため、観客は外野バックスクリーン後方の中央口から入場し、外野スタンド外周のスロープ状の通路を経由して、各座席へ誘導する動線が取られている。1997年と1998年のそれぞれオフ期間に2箇年を掛けて工事を実施し、球場全体に屋根が架設された。だが屋根を支える柱はあるものの、他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めることから空調設備はな)。屋根部は外周部がドーナツ状の金属製で、中心部には鉄骨で組まれた一重のテフロン膜が張られており、自然光を取り入れることができる。現存するドーム球場の中で最も低コストで造られた。西武球場時代からコンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m(約328.1 ft)
中堅 - 122 m(約400.3 ft)
左右中間 - 116 m(約380.6 ft)
【大阪ドーム(オリックス)】
コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。空席が目立つのを逆手に取った営業策として、混雑が予想される試合を除いたバファローズ公式戦で外野側の上段内野席が閉鎖され、横断幕形式の広告スペースとなっている…情けない…。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 116 m (約380.6 ft)
【グリーンスタジアム神戸[神戸総合運動公園野球場](オリックス)】
内外野天然芝!日本で最も美しい球場の一つ!!!
両翼:99.1 m(約325.1 ft)
中堅:122 m(約400.3 ft)
左右中間:117 m (約383.9 ft)
【福岡ドーム(福岡ソフトバンク)】
日本の野球場唯一の屋根開閉機構を備えるが、一度の開閉にかかる費用は約100万円(屋根を開閉する電気代が20万円で、人件費など諸費用が80万円になる)もかかるので、ほとんど開くことはない。(MTLの本拠地だったオリンピック・スタジアムも故障後屋根は開かなかった…)2015年のホームランテラス設置後の左右中間は約110mと日本プロ野球の本拠地としては最も短く、直線的な外野フェンスを持つ東京ドームに酷似したフェアグラウンド形状となっている。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 約110 m
【東京ドーム(読売ジャイアンツ)】
日本初の全天候型球場となった。空気膜構造屋根を持つアメリカのメトロドームをモデルとして設計。左中間・右中間の膨らみが小さく110mしかなく現在の12球団の本拠地球場の中でもっとも狭い(福岡ドームも同規格)。コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 110 m (約360.9 ft)
【明治神宮球場(東京ヤクルト)】
宗教法人である明治神宮が所有者。宗教法人が球場を所有しているのはここだけではないだろうか?2020年の東京オリンピック開催後、取り壊し予定。五輪開催前に隣りの秩父宮ラグビー場を解体し、その跡地に新・神宮球場を建設予定。新・神宮球場は是非とも天然芝化して欲しい!!!なお、本来の表記は「宮」の「呂」の中間の線が入らない『明治神宫野球場』
両翼 - 97.5 m(約319.8 ft)
中堅 - 120 m(約393.7 ft)
左右中間 - 112.3m
【横浜スタジアム(横浜)】
1978年の落成時にはNPB本拠地球場の中で両翼までの距離が最も広い球場であったが、昭和時代の終わりから平成にかけて後楽園球場、大阪球場、藤井寺球場、平和台野球場などが次々と廃止閉場されたり、東京ドームや福岡ドームの建設、広島市民球場の移転建て替えや明治神宮野球場および阪神甲子園球場の大改修などが行われた結果、現在では逆に距離が最も狭い球場となっている。日本初の多目的スタジアムでもある。一時、天然芝化が検討されたが現在は凍結中…。
両翼 - 94.2 m(約309.1 ft)
中堅 - 117.7 m(約386.2 ft)
左右中間 - 111.4 m (約365 ft)
【ナゴヤドーム(中日)】
コンサートなどの多目的イベントスペースとしても可動。
両翼 - 100 m (約328.1 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
左右中間 - 116 m (約380.6 ft)
【阪神甲子園球場(阪神)】
外野フィールドは半楕円形であることが特徴的。他の球場と明らかに違う形状なのはポロ・グラウンズをモデルに設計されたからか?日本では唯一となった内野が土のグラウンド。海外では土のグラウンドの球場は少なく、MLB、CPBL、KBOの本拠地球場には使用されていない。MLBではAA、Aクラスのマイナーリーグなど低いグレードの球場では一部使用されているが、基本的に人工芝以上に評価が低い。しかし、土のグラウンドである甲子園球場に関しては高校野球の聖地ということもあり、日本での評判はいい。内野の黒土と外野の天然芝のコントラストがうっとりするほど絶景であり美しい。
両翼 - 95 m (約311ft)
中堅 - 118 m (約387 ft)
左右中間 - 118 m (約387 ft)
【[二代目]広島市民球場(広島)】
左翼101m・右翼100mと僅かながら左右非対称の形状になっているNPB唯一の球場。スタンドも左右非対称。内外野天然芝!日本で最も美しい球場の一つ!!!
左翼 - 101 m (約331.4 ft)
左中間 - 116 m (約380.6 ft)
中堅 - 122 m (約400.3 ft)
右中間 - 116 m (約380.6 ft)
右翼 - 100 m (約328.1 ft)
CPBL(台湾)、KBO(韓国)では本来、野球場があるべき姿である「内外野天然芝」(ただしネクソンの本拠地「高尺スカイドーム」は人工芝)である点がNPBと異なる。(NPB使用球場では宮城球場、グリーンスタジアム神戸、阪神甲子園球場、[二代目]広島市民球場を除いて人工芝が敷かれ、球場の質を著しく劣化させている)
逆にNPBとの共通点としてはCPBL(台湾)、KBO(韓国)共に前述通り半円形の外野フェンスを有している球場が多い。そんな中、2016年に開場した「大邱サムスン・ライオンズ・パーク」(KBO サムスン・ライオンズ本拠地)はMLBフィラデルフィア・フィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークを参考に設計されており、韓国の野球場としては初めての八角ダイヤモンド型を採用。
【大邱サムスン・ライオンズ・パーク(サムスン)】
左翼・右翼から中堅にかけ外野フェンスが直線、中堅の外野フェンスはホームベースに水辺で直線。NPB同様、半円形の外野フェンスを有している球場が多いKBOではかなり個性的な形状である。
両翼 - 99.5 m
中堅 - 122 m
新球場と言えばNPBの北海道日本ハムが現在、新球場建設を計画している。内外野は天然芝の予定なのはかなりいい感じ!そして外野の形状もどのようになるか楽しみである。現段階の構想では今まで同様、半円形の外野フェンスっぽいけど、ちょっと個性的な形状になったら面白いなぁ~
【日本ハムファイターズ新球場ボールパーク構想イメージ】
※他にユニフォームのこともゴチャゴチャ言ってます(笑)