自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

広島東洋カープ「℃℃℃ユニフォーム」…

2018-08-23 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
2013年からほぼ継続的に発表されている広島カープの企画ユニフォーム(2015年のピースナイター用ユニフォームは趣旨が異なるかもしれないが)。今年2018年は「℃℃℃ユニフォーム」と命名され8月21日(火)~23日(木)対東京ヤクルトスワローズ戦@広島市民球場(マツダ)の3試合限定で着用されている。

2018年8月21日(月)#63 西川龍馬 奥は#51 鈴木誠

広島カープの企画ユニフォームと言えば…2013年の「デニムデザインユニフォーム」は悪い意味で度肝を抜くデザインだったが…



#19 野村祐輔

2014年の「赤道直火ユニフォーム」から赤をメインカラーに変更。当ユニフォームは上下赤とド派手だったにもかかわらず、キャップのブリムとCロゴ、ユニフォームロゴ、アンダーシャツ、ベルト、ストッキングは黒を採用したことで、非常にバランスのよい配色となり、個人的には何らかの形で翌年以降も継続して使用して欲しいぐらい、クオリティの高いデザインだったと思っている。



#70 デュアンテ・ヒース

以降も赤を基調とし、そこそこ無難に仕上がっていた。


そして、今年の「℃℃℃ユニフォーム」。キャップのブリム、ユニフォームのスリーブには赤が配色されたもののメインカラーはネイビーが配色され、2013年の「デニムデザインユニフォーム」以来となる青系が基調となるデザインとなった。

左から#63 西川龍馬/#37 野間峻祥/#17 岡田明丈

復刻ユニフォームには肯定的だが、地名入り以外の企画ユニフォームは否定的なオレ(とは言え上述した「赤道直火ユニフォーム」や阪神タイガース「ウル虎の夏2013」ユニなど逸品もあるので全否定はできないが)ですら、この「℃℃℃ユニフォーム」はカープ球団旗のネイビー採用していることからそこまで悪印象はなかった。キャップなんて(クラウンが色違いとは言え)1999~2006年までのシンシナティ・レッズ ビジターキャップ(現在はオルタネイト)みたいで非常にクールにすら思えた。

しかし、よく見ると…「Carpロゴ」や「背番号」に2018年のキャッチフレーズ「℃℃℃」をモチーフにしたマンガのような足が付いている…

それが、美しい配色やデザインをすべて台無しにしてしまった…。

この「℃℃℃ユニフォーム」は…自由過ぎる奇抜なデザインがあるれているマイナーリーグならともかく、果たして日本のトップリーグであるNPB1軍にふさわしいものなのだろうか?個人的な見解では「ノー」だ!ユニフォームにもトップリーグにふさわしい品格が求められる。それがなんだ、このマンガのようなデザインは?背番号から足が生えてる?はぁ?


これは広島だけの問題じゃない。2015年以降のオリックスの企画ユニフォームにも気品の欠片すら感じられない。千葉ロッテも横浜も阪神も埼玉西武も、ふざけているとしか思えない企画ユニあったな…。これらは伝統あるNPBユニフォームに対する冒涜であるとすら感じる。

#19 金子千尋 (2015年)

商品展開とかもあるだろうから、こーゆー前衛的な試みを全面否定するわけではないが…出来ることならファームで試みて欲しい。これは営業努力だ、ファンサービスだと主張する人もいるだろうが、こんな野球をバカにしたユニフォームを着用させられる選手の立場になってほしい。こんなふざけたユニフォームを着用するために栄えあるNPBの1軍でプレーしているのではない!

アマチュアレベルではあったがオレが選手時代にこんなふざけたユニフォームの着用を求められたら…間違いなく拒否するだろう。野球選手にとってユニフォームとは誇り高き戦士の纏う衣装なのである。そのユニフォームで遊ぶな!バカにするな!

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます