10月26日金曜日、午前中に東山の吉祥菓寮で念願のパフェを食べに行った後、一旦息子のマンションに戻った私は再び市バスに乗って大徳寺に向かった🚌
大徳寺にも、四条大宮からは乗り換えせずに約30分弱で行けちゃうので有難い👍
大徳寺は、北大路通りの「大徳寺前」のバス停で降りて、旧大宮通りに入って直ぐの所にある。周辺は商店街となっていて、色んなお店があった↓
商店街を通り抜けて行くと、左側に大徳寺に繋がる参道が見えて来た↓
テレビアニメでも有名な「一休さん」が再興した「大徳寺」は千利休の自刃の原因と言われる三門をはじめ、仏殿、法堂、唐門などが国宝、重要文化財に指定されているにもかかわらず、普段は内部非公開。
そして、大徳寺を取り囲むように、前田氏、細川氏など有名武将の塔頭寺院が20以上もあるのに、そのほとんども又非公開なのだ((/_;)/)
そんな大徳寺がこの秋、本坊をはじめ、塔頭である真珠庵、黄梅院、興臨院、総見院が大盤振る舞いの特別公開をしていると言うので来てみたと言うわけなのだ(^^)d
その行ってみたくなる大徳寺を紹介しているパンフレットがこちら↓
特に一番興味深く、何を置いても行きたいと思ったのが、現代作家によって描かれた襖絵が公開されているこちらの大徳寺・塔頭の「真珠庵」↓
漫画家の北見けんいちをはじめ、様々な作家によって描かれた襖絵が紹介されているパンフレットがこちら↓
今回は、全部を拝観するのは時間的にも無理だったので、取り敢えず天井龍が公開されている本坊と襖絵が公開されている真珠庵に行ってみる事に✌️
大徳寺の総門がこちら↓
総門を潜ると、大徳寺の案内板があった。禅寺は相国寺や妙心寺、建仁寺もそうだったけど、ここ大徳寺の境内も負けず劣らず広大でびっくりしてしまった、、(*_*)
こちらは総門すぐ側にある、前後唐破風、左右切妻、屋根桧皮葺の四脚門、後水尾天皇より拝領したと伝えられる勅使門(重要文化財)↓
勅使門の近くには、平康頼公の石碑も↓
勅使門を通りすぎると見えてくるのが、こちらの朱色の三門(重要文化財)。
応仁の乱後、一休禅師の参徒連歌師宗長等が一階部分を寄進、のち千利休居士により二階部分が設けられ金毛閣と名づけられた大徳寺最古の建造物の一つ。
千利休が倭上に利休木造を置いた事により秀吉の逆鱗に触れ、利休は切腹に追いやられたと言われている。
山門とは、龍宝山の門、三門とは、三解脱門(空門・無相門・無作門)の事なんだそう。
こちらは「大慈院」↓
三門の横にある石畳は本坊に繋がっている。とにかくだだっ広い境内なのだf(^^;
途中には、「正受院」も↓
正受院の隣にあるのが、「三玄院」↓
本坊に辿り着くまでに幾つもの塔頭があるf(^^;
そして、正受院の向かい側にあるのが仏殿(重要文化財)でこちら↓
当山第一世大現国師により創建せらるるも応仁の乱にて消失、一休和尚等によって再建されるも、寛文5年(1665)那波常有によって改めて建造された。
仏殿の前には、仏殿と同じくらいに植樹されたと言われている「イブキ」の木が↓
伊勢神宮にある巨大な御神木みたいだった(*_*)
仏殿の隣には、今回特別公開されている本坊の中にある法堂(重要文化財)が↓
法堂は、正中2年(1325)夏、宗印禅者を檀越として修造を始める。これまた応仁の兵乱によって消失。一休和尚、仏殿を再建されて後、仏殿と兼用であった。
寛永13年(1636)、開山国師三百年遠諱に当たり、江月和尚の参徒、小田原城主稲葉丹後守正勝、正則父子により現在地に再建。
法堂には、今回お目当ての狩野探幽35歳の筆による天井龍がある。
先ずは、受付に行く事に。
受付がこちら↓
受付前には本坊の案内板が↓
今回、こちらの本坊にて真珠庵とのペアチケットを購入すると、拝観料が2000円で其々を別々に購入するより200円お得になった👍
受付を入ったすぐの様子がこちら↓
大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山。正和4年(1315)に大燈国師が開創し、その10年後に花園天皇の祈願所となった。残念ながら建物内は撮影禁止だったので、パンフレットにある写真でしかご紹介出来ないが、国宝の唐門や先程の法堂にある天井龍や長谷川等伯筆の「羅漢図」等みどころ満載である🎵
長谷川等伯筆の「羅漢図」がこちら↓
そして、特別名勝・史跡の方丈庭園と唐門がこちら↓
唐門は、今は方丈前庭にあるが、明治の中頃まで勅使門の西にあった。聚楽第の遺構と伝えられている。
聚楽第とは、秀吉が京都に造営した御殿で、後陽成天皇の行幸を仰ぎ天下にその威力を示すものであった。
後に秀吉は関白を養子秀次にゆずり、秀次の居宅になり、その後には秀次に謀反の罪をきせ断罪、聚楽第を破却したが、その時、唐門は破却をまぬがれたのだそう。
一名、日ぐらしの門と呼ばれている。
(写真は、受付入り口の様子)
神社仏閣巡りは目の保養だけでなく、ホント芸術や歴史の勉強になる✨
そして更に、こうやってブログを書く事により、その時代を生きた歴史的な人物や出来事を知る事が出来るので、益々面白くなって行くのだ🎵
お目当てにしてた法堂の狩野探幽作の天井龍がこちら↓
相国寺、天龍寺、妙心寺、建仁寺に続いて五つ目の天井龍を拝ませて貰って大満足の私(*^.^*)
大徳寺・本坊の特別公開は、残念ながら10月28日で終了となってしまったが、又次回公開されたなら、是非拝観してみる価値はありだよ🎵
次は、いよいよ最大のお目当ての襖絵がある真珠庵へと向かう事に👍
御朱印ゲット✨
「大徳寺」については、こちらを参考にしてネ
【所在地】京都市北区紫野大徳寺町53
【拝観時間】大仙院 9:00~17:00、竜源院 9:00~16:30、瑞峰院 9:00~17:00、高桐院 9:00~16:30
【拝観料】大仙院 400円、 竜源院 350円、 瑞峰院 300円、 高桐院 400円
【アクセス】京都市バス 「大徳寺前」すぐ
大徳寺にも、四条大宮からは乗り換えせずに約30分弱で行けちゃうので有難い👍
大徳寺は、北大路通りの「大徳寺前」のバス停で降りて、旧大宮通りに入って直ぐの所にある。周辺は商店街となっていて、色んなお店があった↓
商店街を通り抜けて行くと、左側に大徳寺に繋がる参道が見えて来た↓
テレビアニメでも有名な「一休さん」が再興した「大徳寺」は千利休の自刃の原因と言われる三門をはじめ、仏殿、法堂、唐門などが国宝、重要文化財に指定されているにもかかわらず、普段は内部非公開。
そして、大徳寺を取り囲むように、前田氏、細川氏など有名武将の塔頭寺院が20以上もあるのに、そのほとんども又非公開なのだ((/_;)/)
そんな大徳寺がこの秋、本坊をはじめ、塔頭である真珠庵、黄梅院、興臨院、総見院が大盤振る舞いの特別公開をしていると言うので来てみたと言うわけなのだ(^^)d
その行ってみたくなる大徳寺を紹介しているパンフレットがこちら↓
特に一番興味深く、何を置いても行きたいと思ったのが、現代作家によって描かれた襖絵が公開されているこちらの大徳寺・塔頭の「真珠庵」↓
漫画家の北見けんいちをはじめ、様々な作家によって描かれた襖絵が紹介されているパンフレットがこちら↓
今回は、全部を拝観するのは時間的にも無理だったので、取り敢えず天井龍が公開されている本坊と襖絵が公開されている真珠庵に行ってみる事に✌️
大徳寺の総門がこちら↓
総門を潜ると、大徳寺の案内板があった。禅寺は相国寺や妙心寺、建仁寺もそうだったけど、ここ大徳寺の境内も負けず劣らず広大でびっくりしてしまった、、(*_*)
こちらは総門すぐ側にある、前後唐破風、左右切妻、屋根桧皮葺の四脚門、後水尾天皇より拝領したと伝えられる勅使門(重要文化財)↓
勅使門の近くには、平康頼公の石碑も↓
勅使門を通りすぎると見えてくるのが、こちらの朱色の三門(重要文化財)。
応仁の乱後、一休禅師の参徒連歌師宗長等が一階部分を寄進、のち千利休居士により二階部分が設けられ金毛閣と名づけられた大徳寺最古の建造物の一つ。
千利休が倭上に利休木造を置いた事により秀吉の逆鱗に触れ、利休は切腹に追いやられたと言われている。
山門とは、龍宝山の門、三門とは、三解脱門(空門・無相門・無作門)の事なんだそう。
こちらは「大慈院」↓
三門の横にある石畳は本坊に繋がっている。とにかくだだっ広い境内なのだf(^^;
途中には、「正受院」も↓
正受院の隣にあるのが、「三玄院」↓
本坊に辿り着くまでに幾つもの塔頭があるf(^^;
そして、正受院の向かい側にあるのが仏殿(重要文化財)でこちら↓
当山第一世大現国師により創建せらるるも応仁の乱にて消失、一休和尚等によって再建されるも、寛文5年(1665)那波常有によって改めて建造された。
仏殿の前には、仏殿と同じくらいに植樹されたと言われている「イブキ」の木が↓
伊勢神宮にある巨大な御神木みたいだった(*_*)
仏殿の隣には、今回特別公開されている本坊の中にある法堂(重要文化財)が↓
法堂は、正中2年(1325)夏、宗印禅者を檀越として修造を始める。これまた応仁の兵乱によって消失。一休和尚、仏殿を再建されて後、仏殿と兼用であった。
寛永13年(1636)、開山国師三百年遠諱に当たり、江月和尚の参徒、小田原城主稲葉丹後守正勝、正則父子により現在地に再建。
法堂には、今回お目当ての狩野探幽35歳の筆による天井龍がある。
先ずは、受付に行く事に。
受付がこちら↓
受付前には本坊の案内板が↓
今回、こちらの本坊にて真珠庵とのペアチケットを購入すると、拝観料が2000円で其々を別々に購入するより200円お得になった👍
受付を入ったすぐの様子がこちら↓
大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山。正和4年(1315)に大燈国師が開創し、その10年後に花園天皇の祈願所となった。残念ながら建物内は撮影禁止だったので、パンフレットにある写真でしかご紹介出来ないが、国宝の唐門や先程の法堂にある天井龍や長谷川等伯筆の「羅漢図」等みどころ満載である🎵
長谷川等伯筆の「羅漢図」がこちら↓
そして、特別名勝・史跡の方丈庭園と唐門がこちら↓
唐門は、今は方丈前庭にあるが、明治の中頃まで勅使門の西にあった。聚楽第の遺構と伝えられている。
聚楽第とは、秀吉が京都に造営した御殿で、後陽成天皇の行幸を仰ぎ天下にその威力を示すものであった。
後に秀吉は関白を養子秀次にゆずり、秀次の居宅になり、その後には秀次に謀反の罪をきせ断罪、聚楽第を破却したが、その時、唐門は破却をまぬがれたのだそう。
一名、日ぐらしの門と呼ばれている。
(写真は、受付入り口の様子)
神社仏閣巡りは目の保養だけでなく、ホント芸術や歴史の勉強になる✨
そして更に、こうやってブログを書く事により、その時代を生きた歴史的な人物や出来事を知る事が出来るので、益々面白くなって行くのだ🎵
お目当てにしてた法堂の狩野探幽作の天井龍がこちら↓
相国寺、天龍寺、妙心寺、建仁寺に続いて五つ目の天井龍を拝ませて貰って大満足の私(*^.^*)
大徳寺・本坊の特別公開は、残念ながら10月28日で終了となってしまったが、又次回公開されたなら、是非拝観してみる価値はありだよ🎵
次は、いよいよ最大のお目当ての襖絵がある真珠庵へと向かう事に👍
御朱印ゲット✨
「大徳寺」については、こちらを参考にしてネ
【所在地】京都市北区紫野大徳寺町53
【拝観時間】大仙院 9:00~17:00、竜源院 9:00~16:30、瑞峰院 9:00~17:00、高桐院 9:00~16:30
【拝観料】大仙院 400円、 竜源院 350円、 瑞峰院 300円、 高桐院 400円
【アクセス】京都市バス 「大徳寺前」すぐ