11月16日金曜日、地元のママ友達と一緒に広隆寺を拝観し、おからハウスにてお値打ちでヘルシーなランチを食べた後、私達はきぬかけの路を歩いて龍安寺を目指した(*^ー^)ノ♪
きぬかけの路沿いには、世界遺産の龍安寺、金閣寺、仁和寺をはじめ、妙心寺や等持院等名だたるお寺が点在している✨
龍安寺までの道程はなだらかな上り坂となっており、途中こんな風情のある竹林もあった↓
徒歩15分程で龍安寺に到着👍
龍安寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、仏教寺院の称号である山号は「大雲山」。こちらから龍安寺の境内に入って行く↓
龍安寺は、1450年細川勝元により創建され、応仁の乱によって消失してしまうものの、1499年に息子である細川政元の元で再興される。
そして、江戸時代になった1797年に起こった火災により、龍安寺の方丈、開山堂、仏殿は再び焼失。
その後、日本は明治維新を迎え、廃仏毀釈によって多くの仏寺が存続の危機を迎えるが、1975年、イギリスのエリザベス2世が日本を訪問し、龍安寺の石庭を絶賛したことによって、龍安寺は世界中の人に知られ大切に保護されるようになり、1994年に世界文化遺産に登録されている。
龍安寺の入口である山門がこちら↓
HPには、「苔が見せる浄土の世界や石庭が語る禅の精神へと人々を誘う入り口であり、日々異なった表情を見せてくれる彼らに、何時でも会いに来られるよう、帰りを待ちわびる玄関でもある。」と記載されている。
私個人的には、なんてリリックな表現なんだろう🎵と、感動してしまった(*^.^*)
ここの山門を隔てて、現実の世界と禅の世界が隣り合わせとなっているんだろうな✨
山門を入っていくと、
龍安寺の境内の案内板が↓
改めて見てみると、このお寺の境内もかなり広大である(^_^;)
枯山水と石庭のある方丈には、こちらの鏡容池に沿った道を歩いて行くのだが、期待していた紅葉の方は残念ながら、まだまだ始まったばかりと言う感じだった(ToT)
こちらの曲がり角を左に向かって進んで行く↓
それでも所々にこんな感じに色付いた紅葉もあり、緑、黄緑、オレンジ、赤のグラデーションを楽しむ事が出来たかな🍁↓
漸く庫裡や方丈に続く石段が現れた↓
この石段の脇を飾るのが「龍安寺垣」。特徴は透かしの部分に割竹を菱形に張っている事であり、菱形のデザインは柱やカーブにも対応しやすく、長い距離に適した竹垣と言えるのだそう。
この様に、庭園の竹垣には寺院名を冠するものが多く、これらの優美な形状が、独特の美しさを醸し出している。
そう言えば、今年の夏に拝観した光悦寺にも、「光悦垣」と言う垣根があったな✨
階段を上りきった所にあるのが「庫裡」↓本来は、" 寺の台所 "と言う意味を持つそうだが、禅寺寺院では「玄関」としている所が多いとの事。
こちらの前にある紅葉は、青紅葉のままだった(^_^;)
綺麗だったけどネ(^^)d
庫裡を入ったすぐ左側には、こんな見事な書の屏風が↓
こちらは真正面に置かれている屏風↓
受付を済ませ、靴を脱いで中に上がって行くと、進行方向の左側にはショップと御朱印所が↓
「龍安寺」の代名詞と言えば、「枯山水の石庭」と言われている様に、世界的にも有名な方丈庭園は、特別名勝にもなっている。
御朱印所の前には、その枯山水の石庭の縮小モデルが飾られていた↓
こちらの方丈の縁側からは、本物の石庭が見える↓
龍安寺の石庭は、幅 約25 m、奥行約10mの中に白砂を敷き詰め、大小合わせて15個の石が配置されており、その石の配置から「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」などの別名があるそうだ。
こちら↓
龍安寺の石庭は、どの位置から眺めてみても、必ず1つは石が隠れて見えない様に設置されていることでも有名。「15」という数字は、東洋では完全を表す数字だそうで、つまり「必ず1つの石は隠れて見えないように作られている」「14」しか見えない、ということは「不完全」というメッセージが込められているのだそう。
なぜなら、そこには「自分自身を見つめて、足りないものを見つめ直し、今ある自分自身に感謝する心を持ちなさい」という思いが込められているらしいのだ。
やはり、禅の教えは奥が深いなぁ。
他にも、この石庭には幾つかの謎があるのだそう。詳しくは、下記のHPを見てみてネ
こちらは重要文化財の方丈の様子↓
故皐月鶴翁(さつきかくおう)が昭和28年から5年がかりで描いた龍と北朝鮮の金剛山の襖絵がある。
方丈の周りには、枯山水以外にも幾つかの庭園がある↓
こちらも紅葉の見頃になったら、又印象が違うんだろうな🍁
こちらはほんのりと色付いていた✨
いかにも禅寺らしい渡り廊下も↓
こちらの写真の右にあるのは、日本最古であり、千利休も絶賛したとも言われる「侘助椿(わびすけつばき)↓
桃山時代に「侘助」と言う人物が海外から持ち帰ったため「侘助椿」と名付けられたと言われる椿なんだそうだ🌺
こちらは蹲踞(つくばい)で、銭の形をしている↓
(蹲踞とは手水鉢のこと)水穴を「口」の字に見立てると「吾れ、唯だ、足ることを知る」と(時計回りに)読むことができ、釈迦が説いた「知足の心」を図案化したと言われている。
ちなみに、この言葉の意味は「石庭の石が一度に14個しか見られなくとも、不満に思わず満足する心を持ちなさい」との事。
禅寺には、本当に色んな所に禅の教えが散りばめられていて、感心してしまう✨
私達は方丈庭園を堪能し、御朱印を貰うと、回遊式庭園の鏡容池に向かった(^^)d
鏡容池に行くまでの道中にも美しいスポットが沢山あった🌱
このスポットも、紅葉になったらさぞかし美しいだろうな🍁
漸く鏡容池が見えて来た↓
池の中に見える建物は、弁天様を祭ってある弁天堂↓
龍安寺は、敷地内の鏡容池(きょうようち)も見どころの一つで、昔は石庭よりも有名で、オシドリの名所でもあったのだそう✨
池の周りを歩いて回ったが、出口近くのこの辺りのみ紅葉していた🍁
5月〜7月に見頃を迎える睡蓮は有名なんだそう。 綺麗だろうな✨
紅葉自体に関しては、龍安寺はまだ早過ぎて残念だったが、エリザベス2世が絶賛した枯山水は、やはりいつ見ても素晴らしくて感動したし、鏡容池を歩きながら見る景色も本当に素敵だった(*^.^*)
現実世界に少し疲れてしまった時は、禅の教えが散りばめられている龍安寺に来て自分を見つめ直してみてはいかが?
御朱印ゲット👍
龍安寺が世界文化遺産に登録された1994年の冬の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら ✌️
2012年春の桜の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら🌸
「龍安寺」については、こちらのHPを参考にしてネ
住所:〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
電話:075-463-2216
アクセス:京都駅から京都市営バス50号系統「立命館大学前」下車、四条河原町から京都市営バス59号系統「竜安寺前」下車、三条京阪から京都市営バス59号系統「竜安寺前」下車
駐車場:80台 石庭拝観者は1時間無料
拝観料:大人・高校生500円 小・中学生300円
拝観時間:3月1日~11月30日 8:00~17:00、12月1日~2月末日 8:30~16:30
きぬかけの路沿いには、世界遺産の龍安寺、金閣寺、仁和寺をはじめ、妙心寺や等持院等名だたるお寺が点在している✨
龍安寺までの道程はなだらかな上り坂となっており、途中こんな風情のある竹林もあった↓
徒歩15分程で龍安寺に到着👍
龍安寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、仏教寺院の称号である山号は「大雲山」。こちらから龍安寺の境内に入って行く↓
龍安寺は、1450年細川勝元により創建され、応仁の乱によって消失してしまうものの、1499年に息子である細川政元の元で再興される。
そして、江戸時代になった1797年に起こった火災により、龍安寺の方丈、開山堂、仏殿は再び焼失。
その後、日本は明治維新を迎え、廃仏毀釈によって多くの仏寺が存続の危機を迎えるが、1975年、イギリスのエリザベス2世が日本を訪問し、龍安寺の石庭を絶賛したことによって、龍安寺は世界中の人に知られ大切に保護されるようになり、1994年に世界文化遺産に登録されている。
龍安寺の入口である山門がこちら↓
HPには、「苔が見せる浄土の世界や石庭が語る禅の精神へと人々を誘う入り口であり、日々異なった表情を見せてくれる彼らに、何時でも会いに来られるよう、帰りを待ちわびる玄関でもある。」と記載されている。
私個人的には、なんてリリックな表現なんだろう🎵と、感動してしまった(*^.^*)
ここの山門を隔てて、現実の世界と禅の世界が隣り合わせとなっているんだろうな✨
山門を入っていくと、
龍安寺の境内の案内板が↓
改めて見てみると、このお寺の境内もかなり広大である(^_^;)
枯山水と石庭のある方丈には、こちらの鏡容池に沿った道を歩いて行くのだが、期待していた紅葉の方は残念ながら、まだまだ始まったばかりと言う感じだった(ToT)
こちらの曲がり角を左に向かって進んで行く↓
それでも所々にこんな感じに色付いた紅葉もあり、緑、黄緑、オレンジ、赤のグラデーションを楽しむ事が出来たかな🍁↓
漸く庫裡や方丈に続く石段が現れた↓
この石段の脇を飾るのが「龍安寺垣」。特徴は透かしの部分に割竹を菱形に張っている事であり、菱形のデザインは柱やカーブにも対応しやすく、長い距離に適した竹垣と言えるのだそう。
この様に、庭園の竹垣には寺院名を冠するものが多く、これらの優美な形状が、独特の美しさを醸し出している。
そう言えば、今年の夏に拝観した光悦寺にも、「光悦垣」と言う垣根があったな✨
階段を上りきった所にあるのが「庫裡」↓本来は、" 寺の台所 "と言う意味を持つそうだが、禅寺寺院では「玄関」としている所が多いとの事。
こちらの前にある紅葉は、青紅葉のままだった(^_^;)
綺麗だったけどネ(^^)d
庫裡を入ったすぐ左側には、こんな見事な書の屏風が↓
こちらは真正面に置かれている屏風↓
受付を済ませ、靴を脱いで中に上がって行くと、進行方向の左側にはショップと御朱印所が↓
「龍安寺」の代名詞と言えば、「枯山水の石庭」と言われている様に、世界的にも有名な方丈庭園は、特別名勝にもなっている。
御朱印所の前には、その枯山水の石庭の縮小モデルが飾られていた↓
こちらの方丈の縁側からは、本物の石庭が見える↓
龍安寺の石庭は、幅 約25 m、奥行約10mの中に白砂を敷き詰め、大小合わせて15個の石が配置されており、その石の配置から「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」などの別名があるそうだ。
こちら↓
龍安寺の石庭は、どの位置から眺めてみても、必ず1つは石が隠れて見えない様に設置されていることでも有名。「15」という数字は、東洋では完全を表す数字だそうで、つまり「必ず1つの石は隠れて見えないように作られている」「14」しか見えない、ということは「不完全」というメッセージが込められているのだそう。
なぜなら、そこには「自分自身を見つめて、足りないものを見つめ直し、今ある自分自身に感謝する心を持ちなさい」という思いが込められているらしいのだ。
やはり、禅の教えは奥が深いなぁ。
他にも、この石庭には幾つかの謎があるのだそう。詳しくは、下記のHPを見てみてネ
こちらは重要文化財の方丈の様子↓
故皐月鶴翁(さつきかくおう)が昭和28年から5年がかりで描いた龍と北朝鮮の金剛山の襖絵がある。
方丈の周りには、枯山水以外にも幾つかの庭園がある↓
こちらも紅葉の見頃になったら、又印象が違うんだろうな🍁
こちらはほんのりと色付いていた✨
いかにも禅寺らしい渡り廊下も↓
こちらの写真の右にあるのは、日本最古であり、千利休も絶賛したとも言われる「侘助椿(わびすけつばき)↓
桃山時代に「侘助」と言う人物が海外から持ち帰ったため「侘助椿」と名付けられたと言われる椿なんだそうだ🌺
こちらは蹲踞(つくばい)で、銭の形をしている↓
(蹲踞とは手水鉢のこと)水穴を「口」の字に見立てると「吾れ、唯だ、足ることを知る」と(時計回りに)読むことができ、釈迦が説いた「知足の心」を図案化したと言われている。
ちなみに、この言葉の意味は「石庭の石が一度に14個しか見られなくとも、不満に思わず満足する心を持ちなさい」との事。
禅寺には、本当に色んな所に禅の教えが散りばめられていて、感心してしまう✨
私達は方丈庭園を堪能し、御朱印を貰うと、回遊式庭園の鏡容池に向かった(^^)d
鏡容池に行くまでの道中にも美しいスポットが沢山あった🌱
このスポットも、紅葉になったらさぞかし美しいだろうな🍁
漸く鏡容池が見えて来た↓
池の中に見える建物は、弁天様を祭ってある弁天堂↓
龍安寺は、敷地内の鏡容池(きょうようち)も見どころの一つで、昔は石庭よりも有名で、オシドリの名所でもあったのだそう✨
池の周りを歩いて回ったが、出口近くのこの辺りのみ紅葉していた🍁
5月〜7月に見頃を迎える睡蓮は有名なんだそう。 綺麗だろうな✨
紅葉自体に関しては、龍安寺はまだ早過ぎて残念だったが、エリザベス2世が絶賛した枯山水は、やはりいつ見ても素晴らしくて感動したし、鏡容池を歩きながら見る景色も本当に素敵だった(*^.^*)
現実世界に少し疲れてしまった時は、禅の教えが散りばめられている龍安寺に来て自分を見つめ直してみてはいかが?
御朱印ゲット👍
龍安寺が世界文化遺産に登録された1994年の冬の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら ✌️
2012年春の桜の「そうだ 京都 行こう」のCMがこちら🌸
「龍安寺」については、こちらのHPを参考にしてネ
住所:〒616-8001 京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
電話:075-463-2216
アクセス:京都駅から京都市営バス50号系統「立命館大学前」下車、四条河原町から京都市営バス59号系統「竜安寺前」下車、三条京阪から京都市営バス59号系統「竜安寺前」下車
駐車場:80台 石庭拝観者は1時間無料
拝観料:大人・高校生500円 小・中学生300円
拝観時間:3月1日~11月30日 8:00~17:00、12月1日~2月末日 8:30~16:30