日々のあれこれ・・・思いつくまま気の向くまま♪

人間ウォッチングしながら 
人の振り見て我が振り直しましょう♪

あまりに突然のことは人間の思考力 感情をも固める・・・・そんな 父の死・・でした

2015-05-07 14:21:25 | 日記
今日初七日で 四十九日の法要の日程や納骨の段取りも決まったのに

未だ 私には 悲しみの感情が戻ってきません・・・



桜も満開を過ぎた 5月1日・・・ これ以上あっけないことはない・・・そんな感じで逝ってしまった父でした

前の日は特に異常はなく この日の朝 ちょっと調子が悪いと 布団に横になり そのまま・・・

偶然立ち寄った姉夫婦が 呼吸がない事に気づき 救急車を呼び搬送。

知らせを聞き 娘と駆けつけた私ですが

病院の処置室で 最後の時間を知らされても (えっ?なに?なんのこと?)って感じで

そこに居合わせた親族全員 ポカン状態・・・

布団に横になってから3時間ほど・・・だれにも気づかれないまま

すでに 家で逝ってしまっていたようです

ただただ 小さく痩せた父の姿を (なんでここで寝てるの?)って思いで見てるだけでした

悲しい?のかどうかも 良くわからない・・・


それから さまざまな 手続きや手配が 嵐のように行われました

今回のように 家で亡くなると 後が大変だと言うことは 友達に聞いていたのですが

所謂 変死・・に当たるようで 病院で警察の鑑識からの ありとあらゆる質問が飛び交い

母は質問される度に 戸惑い ”そんなこと私わからない・・・”の繰り返し・・・

現場に居合わせた 母 兄嫁 姉 姉の旦那様が矢継ぎ早に 質問されました

(こんなことまで何故必要なの?)ってことまで・・・

繰り返し 繰り返しの質問に さながら 取り調べされてるみたいでした

やっとそれが 終わると 担当医が CTスキャンを取らせて欲しいと・・・

実は 10数年前に肝臓を手術したので 定期検診はしていましたが

それ以外 特に今現在 病気は何もしてはいませんでしたので 死因を調べるのだとか?

結果 脳にも心臓にも 肺にも 死に至るような病変はなし・・・なので ”急性心臓死”だと・・・


それから 警察から自宅を現場検証させて欲しいとの要請で 当事者は帰宅。

残された 兄と私と娘は 葬儀社に連絡し 迎えの車が来るまで 控室で待つことになりました

3人顔を見合わせても なんか 無表情って言うか いつも通りの顔のまま・・・

皆 あまりに急なことだったので 感情が完璧に置いてけ堀で・・・

あれから 1時間 頭 真っ白のまま 葬儀社さんを待ちました

(父さん大丈夫かなぁ・・)なんて とんちんかんなこと 思ったり。


自分の回りだけ時間が止まってる・・・私はそう実感しました


お通夜の日 斎場の親族の席に座り 御数珠を手にしても 悲しみは感じない・・・

ただ 満87才の年齢にしては 会葬者の方がとても多いのにびっくりしました

定年後も第2の職場や その後も町内会で 面倒な書類や手続きは引き受けていたのは聞いていたので

その関係者が多かったようで 斎場が大型のバスで実家近辺まで送り迎えしてましたから・・・


何度 お焼香しても 父の死が 現実のものにならなくて

私は自分がおかしくなっちゃったんだと そう思うしかなくて・・・



葬儀の日 湯灌の時も 父の体をそっと拭いていても(お肌すべすべだね・・・)とは思ったが 悲しい気はしなかった。

そして 出棺直前に花を手向け 皆が父に声をかける姿を見て

心に中で何かが ぽろっと欠けた気がして 涙だけがにじんだ・・・

私の感情が動いたのはその時だけ・・・やっぱり 思考力は固まってるようだった


そして 荼毘にふされ 収骨の際 担当者が 驚きの声をあげた・・・

”87才の年齢でこの骨密度は今まで 出会ったことはありません。60代の骨です・・すごいです”って

なので 変な言い方ですが お骨が固くて ツボに入りきらないのでは・・と 心配してました

こうなるともう 悲しみよりも 尊敬の念を持ってしまいした


父の人徳でしょうか?たくさんの 会葬者だけでなく

最後の 最後に 骨まで褒められるなんて・・・父らしいかな?


そして 今日で7日目です

とうとう 悲しい・・と言う気持ちは どこかへ行ったままです

兄がふと ”ふと 庭から親父が家に入ってくるような気がするなぁ・・”って つぶやきました

私も ついつい ”父さん!”って 呼んでしまいそうだもの・・・

49日までは こちらに 居るって言いますよね?

ならば 言いたい・・・あなたは やっぱり 凄い人だったのですね・・と。


そして 


やっぱり いなくなってしまったんだね・・・って。


私の悲しみ感情は いつの日か 戻ってくるのでしょうか?





さて この先の心配は 母です

ここ数日で 認知症が進んだ気がします・・たぶん医学的にはそうではないのでしょうが?

兄嫁さんが ”まるで 漫才よ!”って 言ってました

それだけ とんちんかん過ぎて どこに こっちが合わせれば良いのか わからないですから・・・

今回 必要書類を探すに至って 母の混乱ぶりが手に取るようにわかったようです

通帳 証書 各書類が ことごとくないって言うのですから

兄夫婦の大変さが気の毒で・・・

兄は単身赴任中なので 今日一旦赴任先に戻り 来週また こちらに戻ってくる・・・

そんな感じで 父の手続きを進めるようです

聞いてるだけで 目が回るほど しなくてはいけないことって あるんですね

申し訳ないけど 非常に勉強にもなりました

今のうちに参考になる本を探しておこうかな?なんて 罰当たりな事考えてしまいましたから・・・


母は来週から 一人になる時間が増えるようです

兄嫁さんも 仕事を再開するようなので・・・

私も 少し 心づもりしなくてはいけません

ついつい きつく言ってしまう 私の悪い癖を封印して

母の とっちらかった世間話に付き合うことになりますから・・・

何かしたいようなこと言っていたので 手始めに 大人のぬりえなんてのを 持って行ってみようかしら・・なんて



父の死以来 気が付いたこと・・・溜息が増えてます(笑)

それは 私の心の中で 吹きだそうとする何かがあるからなのかもしれませんねー

そして 自分を溺愛してくれた父親が天に召されたのに

大泣きしない自分に あきれている その後遺症なのかもしれません・・・





父さん・・・私は どうしちゃったんでしょうね・・・ごめんね


でも あなたを生き様を肝に銘じて 生きて行くことにします



それで 勘弁してください!





書こうか 書くまいか 今の今まで 迷ってましたが

書いて良かったです

ぐちゃぐちゃだった列が 揃った気がします


また 明日から いつも通りに 頑張ろうと思ってます・・・













コメント (2)
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