いまTVで お金の大事さを教えるには・・・なんてことやってますが
自分は子どもに どうだっただろう・・・って 思い起こしてみました
子供たちが 小学生の時は 学年プラス1×100円でしたねー
いわく 3年生なら400円なわけで
息子はじっくり考えて 使うタイプで
娘は ”ある時の米の飯”的に 放っとくと もらったその日に
全部欲しいもの買っちゃう子でした
でも 私は 誰かが言ってた
”子供のお小遣いは無駄遣いするためのもの”に納得して
何を買おうが 使おうが 口出しはしませんでした
ただ 友達にあげたり おごってもらったりは禁止!それだけです
そして 追加 前借はしない って約束で。
そんな子供たち どうなったか?
息子は 制服なしの高校に行ったがために
しばしば 私との大げんかが勃発しました
欲しい服 靴 持ち物が なにせ 高い!!
その高校に入ることを許可した親としては 全部だめ!という訳ににはいかず
苦肉の策が 年に2回 洋服の購入用に決まったお金を与えました
決して多い金額ではないけれど
工夫をすれば 欲しいDCブランドの服だって買える・・・
1枚買うのも 3枚買うのも自由。
すると考えましたよ 今や2児の父の彼も(笑)
月々のお小遣いの他に 毎日のお弁当のドリンク代としての2,000円をほとんど 洋服代にしてました
必然的に お弁当の後はお水を飲んでたようです
私が ポットにお茶を持って行ったら?って 言っても
”じゃまだからいらない!”って 可愛くない事満点でした
後は じじ ばばからの お誕生日やクリスマスのプレゼントを
現金にしてもらい それも 洋服に・・・
でも たまに いったいそのDCブランドの服って いくらぐらいするんだろうと思い
普通の白いTシャツを見て
”因みに それって いくらだった?”って聞いたら
ぼそっと
”12,800円!!”って聞いた時は 卒倒しそうになった(爆笑)
そんな こんな 彼でしたが
親船がこけそうになった時期に 東京に進学して
学費とお部屋代のみしか 仕送りできなくなり
生活費は全部自分でバイトして 4年を過ごした彼は
やりくりして 生活し 乗り切ったようです
でも やっぱり 帰省して色々話をしていると
”あの時は 申しわけなかったね・・”って 言っちゃう。
親として してあげるべきこと 出来なかったって負い目があるからねー
でも 彼は言うんです
”そんなことは 全然ない!東京に出してくれただけで 感謝してる!”って・・・
情けなくも ありがたいお言葉ですよ(苦笑)
そして 一方娘ですが
意外としっかりものの 高校生になりましたよ
通学途中に中心部を通らないのもありましたが
ちまちまと ためていたようです
そして 欲しいものを買う・・・
”あるときの米の飯”感覚は どこへ行ったやら。
そして 一番大事な 私の金銭感覚・・・
独身時代は 良い意味で やりくり上手?
簡単に言えば 自転車操業で やり過ごしてました
月々のお給料はお安めでしたが ボーナスが とても多かったので
そのボーナスを充分使いこなす私でした
とは言え 実家の母の鉄則で
月々のお給料は3分の一 ボーナスは半分渡す!と決められていましたので
いつも きつかったです
そして 結婚してからですが
すぐに 息子が生れたのですが それでも
時間外勤務手当がとても多かったりで 比較的ゆったりと
どんぶり勘定でやってました
そして お金が貯まると 主人の実家への帰省で どかんとなくなったり・・・(親戚すべてのお土産と航空チケットで50万以上かかったーー)
そんなこんなで 娘も生まれ ここのマンションを購入し
息子の大学進学の時期に 主人の会社で 給料の大改正が行われ
なぜか 管理職になり 月々のお給料が激減・・・
年収が100万円単位で減り 目が点に。
そんなことから 私の どんぶり勘定がどっかに吹っ飛び
ない知恵を絞って 電卓を叩き 怒涛の生活が始まった訳です
数学の苦手な私が 子供達の進学の際の学資ローンを
ちゃんと 返済できるか だいたいだけど 金利計算したものーーー
その時の レポート用紙 まだ 残してあります
家計を任されているのですから 責任重大ですから・・・
その時に鍛えられた危険回避能力は
今でも 私の右腕になってます(苦笑)
思うのは 結婚当初からこの 金銭感覚が身についてたら
また いろんなこと 違っていたかなぁ・・・って
私の中にも もちろん ”ある時の米の飯”があった訳ですよーー
じゃないと 子供二人連れて 回らないお寿司屋さんに
ちょこちょこ行ってなかったでしょ?(笑)
そして 実家の母ですが 私から徴収した月々 及び ボーナスは
貯金しておいてくれましたが そのまま渡してくれたりせず
全部 タンスや着物に変えてくれましたーーー
ショックでしたよーー
私の 大事なお金が 母の見栄で消えたかと思うと
涙も出なかった・・・当然 姉もそうだったと後で聞きました
持参金なしの 花嫁二人・・・さびしーーーーーっ!(笑)
結論 金銭感覚は親がしっかりと 教育するか
窮地に陥ると 身に付く・・・です
ちなみに 娘には 専門卒業後 今の会社に就職した時に
月々のお金の管理は きっちり教えました
ノートを2冊作らせました
毎月のお給料からの出費の管理用
クレジットカードの管理用
クレジット使用の明細表を張り付けて管理しているので
使い過ぎるって事は皆無です
そして 医療保険にも入らせました
がん保険と2本 終身で・・・若いから 掛け金がありえないほど安い!
それが 生涯ですよ!!終身ですから!
そんなこと だれも 教えてくれなかったよーーーー
貧乏神さんに足元すくわれないように
彼の 居心地が悪いようにするために
ちまちま みみっちいと言われても
管理できることは 管理しておいた方が
自分にとって 安心ってことかな?
過去は変えられないけど これからは 今から変えられる・・・
がんばろっと!!