waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

房日投稿/ あれから25 年を迎えて思うことを

2018-02-18 15:24:12 | 特別公開・管理人セレクション
房日新聞社読者コーナー
通算94本目で今年2本目の掲載
当初、事前にテーマを伝えた投稿ネタを先に送りましたが、新聞社の判断でこちらが本日掲載。
それでは原文公開をいたします。



私の地元の岩井駅が夜間無人化してから、2月18日で25年になりました。

そのあいだ、様々な内房線に関わる厳しい合理化などがなされてきました。
私の中では、一生忘れない夜間無人化の問題と申し上げたいです。

昨年は佐貫町、安房勝山、富浦、南三原、上総湊、岩井、安房小湊の各駅で、みどりの窓口が廃止、及び営業時間の縮小などがありました。
私のところには、定期券やSuicaなどのチャージはどうしたらいい、という声が少なくありません。
上総湊駅がある富津市では、定期券購入の復活と朝方の駅の改札に駅員配置の要望がでています。
迎える新年度、通学定期券の購入には、学校からの証明書が必要です。つまり、きっぷうりばの窓口でなくてはできないことです。
購入できる駅がかなり限定している中、一時の集中混雑を分散させる意味で、学校から出される証明書を、柔軟に交付ができるよう県教育庁へ要望をしました。
JR側のルールでは、始業前でも事前に証明書が用意できれば、通学定期は購入できる文言があります。

長浦駅はじめ、関東近県100の駅では、早朝または終日、駅の改札が無配置になり、主要駅で遠隔操作監視する合理化がされています。
各地ではこの合理化に不安や、再考を求める声がおきています。中には自治体の執行部と議会が動いている箇所もあります。

今国会ではバリアフリー法の改正案が審議されます。
バリアフリーと駅の合理化は別物ではあるかもしれませんが、交通弱者に配慮した施策が双方に求められます。
残念ながら、この25年は交通弱者の立場からみれば、配慮とは全くほど遠いものです。

3月のダイヤ改正より、佐貫町、鵜原、安房天津の3駅が特急の停車駅から通過駅になります。おそらく、終日無人化につながるでしょう。

これ以上、利用しづらいのでなく、利用しやすい方向にしていくために、内房線と外房線の沿線にある5つの住民団体の活動に、ご支援をお願いします。
この5つの団体と、同じ問題をかかえる地域にある団体さんとの連携が、各地の公共交通の改善につながります。
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情報の取り扱いについて

2018-02-18 14:49:11 | 管理人よりお知らせ
 先ほど、公共交通の関係の複数の団体さん関係者より。

 この種の問題に関わる情報でネットやメールも含めて、慎重な取り扱いの忠告をいただきました。
 言うまでもありませんが、内容によっては公式なもの、確実に裏がとれているもの以外の掲載や情報提供については、かりにスクープのものだとしても、情報提供者のお立場に考慮するということです。

 これからダイヤ改正や、ある労組の予想されるスト等の動きがありますが、若干、掲載タイミングがずれることもありますが、ご了解をいただきたいと思います。
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18日・袖ヶ浦・手話ほか

2018-02-18 02:20:48 | Weblog・新着
あけて2月18日は地元の岩井駅の夜間無人化合理化が25年。

あらためて食い物の恨み以上の心境です。

千葉県内で佐貫町・浜金谷・保田・岩井・富浦・南三原・太東・長者町・御宿・上総興津・松尾・干潟・飯岡・松岸・下総松崎・滑河・下総神崎・笹川・潮来の各駅がその対象に。

御宿駅は、在京放送局の不正乗車の取材放送でいったんは泊まり勤務に戻りましたが、現在は夜間無人化。
翌年に安房勝山・安房小湊の各駅も夜間無人化に。
いまに思うと、鉄道会社の役員報酬・毎年一人あたり9億円の踏み台にされたような気がします。



こちらの、
http://seisakukenkyukai.blog.so-net.ne.jp/
袖ヶ浦の政策研究会で、地域公共交通活性化協議会について、掲載が。
必見です。



昨日の東京新聞より
都内江戸川区議会に、手話言語条例案が審議。
関連して、東京北区議会の斉藤りえ議員の取材記事もあります。
すでにすべての都道府県に確か、手話言語条例が制定されたと記憶しています。
私は当事者の方々の生活に必要不可欠な手段として、明文化をしてほしいです。
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