Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」  P 71

2005年09月03日 00時35分52秒 | Weblog
写真は、ゲートから3頭立てのラバ隊が現れ、
死体のブルへ向かうシーンである。

闘牛ショー: その20.


写真のように3頭立てでブルの死体を運ぶ騾馬
(ラバ)隊の登場である。

もし、観客が認める「立派なブル」は、健闘を
称えて引きずられたまま、場内を一周する
こと
もある、という。
(残念ながら、大分前のことだし、写真も無い
し、記憶が定かではないが、…)今回は見送ら
れた、と思っているのだが…。

さて、場内を見渡すと、反対の東側は午後5時
半、夕方とは言え陽射しはまだ強くかなり暑そ
うだった。

私達が、ソル・ソンブラ(日陰席)チケットを
買ったのは正解だった。席については前述して
いるが、斜面になっているのが1階で、その1
階の中でも上段、中段、下段とロープで分かれ
ていた。私達が座っている場所は、日陰席の上
段だ。階数は、2階、3階と3階まで続き、
容人数は2万2千3百人
と聞くからかなり広い
闘牛場だ。

でも、今日はご覧の通り、満員とはゆかなかっ
た。

席は全部石段なので有料のレンタル座布団を勧
誘する人の他、ビールの売り子やポップコーン
の売り子が最初のうちは忙しそうに売っていた
が、ショーが始まって1回目を終わる頃になると
全く静かな風景に変わっていた。

とても、東京の後楽園ドームのように徹底的に
売りまくる売り子とは全然違う。
日向の席側は暑いからビール売りが繁盛していた
かも知れないが私には知る由も無い。それにして
も、売り子に女性の姿は無く、皆男性、しかも鳥
打帽子をかむった年配のオヤジと言ったところだ
った。

今日は、ここまで…。

Jimmyのトルコ紀行

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」  P 70

2005年09月02日 08時11分13秒 | Weblog
写真は、ついに、力尽きて倒れたブルを囲んで、
闘牛士たちはブルの死体を運ぶ騾馬(ラバ)隊
の登場を待ちながら、何か仕事をしている風景
である。


闘牛ショー: その19.


ついに力尽きて倒れたブルの周りには闘牛士た
ちが集まり、ブルの死の最後の確認をすると同
時に、何か大事な作業をしているようだった。
その作業とは、あとで紹介することにしたい。

このようにして、
スペインでは闘牛場で殺される
牛は3万頭
とも言われている。

ところで、私たちは、この殺された牛が一体どう
なるのだろうか?と、興味本位になりがちだが、
知りたいところでもある。

ちょっと、調べてみると、以前は市場へ回されて
食肉用として一般に売られていたそうだが、現在
は「狂牛病問題」もあり、全頭荼毘に付されてい
るようだった。


      今日は、ここまで…。

Jimmyのトルコ紀行

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」  P 69

2005年09月01日 07時28分19秒 | Weblog
写真は、 これこそ、マタドールがブルを倒す
最終場面で、ショーのクライマックスだ。

闘牛ショー: その18.


先ほど、ブルとピカドールとの睨み合いが続いた
時、最後の一刺しはピカドールなのかなと一瞬思
ったが、結局最後はマタドールによって行われた。

やはり、手順どおり、予想通りのプログラムだな、
と思った。

ここで、写真で紹介しなかったが、フィールドの
周囲のフェンスには出演者用にいくつもの避難所
が設けられている、(正式名はなんと呼んでいる
のか、私にはわかりません。)ということだ。 

それは、ブルに追われてすんでのところでブルの
角(すばらしい、角「つの」)でマタドールが突
き刺される場面が何回もあったのには驚いた。

その時は、観衆もアッと手に汗を握って観るのだ
が、うまくその避難所へさ~と隠れて難を免れる
のだ。その隠れ場所というか、避難所というのは、
コンクリートで造られたチョッとしたつい立のよ
うな構造物
である。

よ~く写真を御覧になればおおよそそれがどんな
ものであるかは、見当がおつきのことと思います
が…。

ブルが入ろうとしても幅が狭いため、入ることが
出来ないようにあらかじめ設計されているのです。

すると、他のマタドールがブルの後ろから例のカ
ポーテ(布)を振りかざしてブルを誘導するので
ある。

こうした、複数のマタドールの存在はブルのスタ
ミナ消耗に大いに役立っているのは間違いない。

良く考えてみると、この避難所の存在が観客用にシ
ョーの中では結構、重要な役割を果たしていた。
 
      今日は、ここまで…。

Jimmyのトルコ紀行