ホームレス中学生

娘の部屋にずっと前からあった、この本がなんとなく気になりながら時間はあったのにさえ読む気になれず、ただ無駄に時間だけが過ぎてしまった、ここ数ヶ月・・・

やっと開いた『ホームレス中学生』ただただ、涙があふれてきた。彼に対する同情の涙だけではない・・・周りの温かい人達に対する感動の涙です。また、彼の飾りっけのない素直な気持ちにです。

大人になるとカッコつけたり自分を美化したりと、いろいろとまとうものが多くなるのに、彼のストレートな気持ちが伝わって来て、何故か泣けてきた。

究極に追いやられているのに、どうして周りに助けを求めようとしないのだろう・・・彼が子供だから？プライド・・？
なんとなく、多少そんな気持ちも解からない訳ではない気がしました・・・

あ～この本が売れたことによって彼が周りの人達に恩返しが出来て本当に良かったなぁと、心から思います。

私は、彼の母のような、彼の友人の母のようなそんな温かい人になれたらいいなぁ～なりたいなぁ・・・