いつもの通勤の朝、JR可部線の下祗園駅で、電車がホームに入って来るのを待っていたが
時間になってもいつまでも入って来ない。
その時、ホームの目の前の一本の信号灯のような物が赤く光り回転を始めた。
長い年月、この場所で電車を待っているが、今までこの信号灯が光ったのは一度も見ていない。
しばらくすると、駅のホームに設置されたスピーカーから電車の遅れのご案内が始まった。
広島行きの電車が、前の駅から下祗園駅に向かう途中の踏切で、自動車が立ち往生して
急停止していますとの放送。
なるほど、この信号灯は電車の急停車の状況を知らせ、反対車線の電車も停車するように指示したものなのですね。
踏切事故に関しては、幸いな事に接触は無かったらしい!
「踏切の安全を確認した後、少し遅れて到着します」との事
結局、8分遅れでホームに入って来た。
方や、自分が乗る反対方向(可部行き)の電車は?というと、赤い信号塔が付いた途端に
単線運行の為、遠くの手前で停止しているのが見える。
反対車線は、当駅の大分手前で停止してい為、とりあえず当駅ホームに誘導しても良いのにと思ったが
それがJRとしての運行基準なんでしょうね、びくとも動かない。
やがて広島行きの列車が下祗園駅に入って停車した途端に、例の赤い信号灯は回転をやめ
続いて可部行きの列車が動き始め、ホームに入って来た。
結局時間はかかったが、これが安全最優先の運行なんでしょうね。
無事、列車に乗って勤務地に到着した。
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