最近、
「対話で心をケアするスペシャリスト“精神対話士”の人の話を「聴く」技術」
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/9784796654531.html
という、本を読みました。
その本は、
人間は、本当は「しん」はかなり強いモノを持っているけれども、
誰かに理解されないという事にはとても弱い。
だから、理解を示しながら聴く、「傾聴」が重要で、
ありがたいアドバイスなどなくとも、
「傾聴」だけで、また強さを取り戻せる!
ということが分かる本でした。
そして、精神対話士の「対話」の本質について解説している本です。
精神対話士とは
→1993年、慶應医学部出身の医師が中心となって立ち上げた、
対等な立場での対話を通して人の心のケアを行う、メンタルケアのスペシャリスト。
「聞く」→耳を門で閉じてしまっている 「hear」
「聴く」→心の耳で人の話を聴く 「listen」
精神対話士は「聴く」
「聴く」ことで心理学の言うところの、「カタルシス」(浄化)が可能となります。
会話には、二種類のメッセージがあります。
①「意味情報」
②「感情情報」
例えば、
「愛しています」という言葉には、
文字通リ、「愛している」という、①「意味情報」と
「あなたのことを一生大切にします」という、②「感情情報」が含まれます。
「徹夜して報告書を完成させた」という言葉には、
文字通リ、「徹夜した、報告書を完成させた」という、①「意味情報」と
「大変だった、疲れている」という、②「感情情報」が含まれます。
「宿題をしなさい」という言葉には、
文字通リ、「宿題を早く済ませなさい」という、①「意味情報」と
「きちんとした生活が出来る人間になって欲しい」という、②「感情情報」が含まれます。
話し手は、メッセージを発する時、
実は、
そのメッセージに隠れた感情こそを伝えたい!と思っているのです。
ですから、
「意味情報」だけでなく、「感情情報」も受け止めることが重要です。
例
①話し手 「先日、旅行に行ったんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「そうなんだ」
「感情情報」も理解した聴き手 「楽しかったでしょ?」
②話し手 「恋人ができたんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「あっ、そう」
「感情情報」も理解した聴き手 「それじゃ、最高に幸せな気分ね」
③話し手 「新しい服を買ったんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「よかったね」
「感情情報」も理解した聴き手 「今度見せてよ」
話し手の心が満たされるのは、「意味情報」と「感情情報」の両方が伝わった時。
→「話してよかった」、「もっと話していたい」と思う。
「意味情報」に重きを置いたもの → 「会話」
「感情情報」に重きを置いたもの → 「対話」
気持ちが受け止められれば、話し手はそれで満足するものです。
↓
人は同時に二つの感情を持てない。
ご馳走を食べて「おいしい」と思えば、怒ることは出来ない。
怒りで感情がいっぱいになっていても、
おいしいものを食べて「うまい」と思えば、その瞬間は怒りを忘れることが出来る。
↓
人は二つの感情を同時に持てない以上、
会話している時にスッキリした気持ちを味わえれば、
その間は嫌な気分になることは絶対にありません。
基本的な記載の後には、精神対話士の対話のテクニックの説明がありましたが、
ここではスペース上の問題があるのでご勘弁を。
「対話で心をケアするスペシャリスト“精神対話士”の人の話を「聴く」技術」
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/9784796654531.html
という、本を読みました。
その本は、
人間は、本当は「しん」はかなり強いモノを持っているけれども、
誰かに理解されないという事にはとても弱い。
だから、理解を示しながら聴く、「傾聴」が重要で、
ありがたいアドバイスなどなくとも、
「傾聴」だけで、また強さを取り戻せる!
ということが分かる本でした。
そして、精神対話士の「対話」の本質について解説している本です。
精神対話士とは
→1993年、慶應医学部出身の医師が中心となって立ち上げた、
対等な立場での対話を通して人の心のケアを行う、メンタルケアのスペシャリスト。
「聞く」→耳を門で閉じてしまっている 「hear」
「聴く」→心の耳で人の話を聴く 「listen」
精神対話士は「聴く」
「聴く」ことで心理学の言うところの、「カタルシス」(浄化)が可能となります。
会話には、二種類のメッセージがあります。
①「意味情報」
②「感情情報」
例えば、
「愛しています」という言葉には、
文字通リ、「愛している」という、①「意味情報」と
「あなたのことを一生大切にします」という、②「感情情報」が含まれます。
「徹夜して報告書を完成させた」という言葉には、
文字通リ、「徹夜した、報告書を完成させた」という、①「意味情報」と
「大変だった、疲れている」という、②「感情情報」が含まれます。
「宿題をしなさい」という言葉には、
文字通リ、「宿題を早く済ませなさい」という、①「意味情報」と
「きちんとした生活が出来る人間になって欲しい」という、②「感情情報」が含まれます。
話し手は、メッセージを発する時、
実は、
そのメッセージに隠れた感情こそを伝えたい!と思っているのです。
ですから、
「意味情報」だけでなく、「感情情報」も受け止めることが重要です。
例
①話し手 「先日、旅行に行ったんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「そうなんだ」
「感情情報」も理解した聴き手 「楽しかったでしょ?」
②話し手 「恋人ができたんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「あっ、そう」
「感情情報」も理解した聴き手 「それじゃ、最高に幸せな気分ね」
③話し手 「新しい服を買ったんだ」
「意味情報」だけを理解した聴き手 「よかったね」
「感情情報」も理解した聴き手 「今度見せてよ」
話し手の心が満たされるのは、「意味情報」と「感情情報」の両方が伝わった時。
→「話してよかった」、「もっと話していたい」と思う。
「意味情報」に重きを置いたもの → 「会話」
「感情情報」に重きを置いたもの → 「対話」
気持ちが受け止められれば、話し手はそれで満足するものです。
↓
人は同時に二つの感情を持てない。
ご馳走を食べて「おいしい」と思えば、怒ることは出来ない。
怒りで感情がいっぱいになっていても、
おいしいものを食べて「うまい」と思えば、その瞬間は怒りを忘れることが出来る。
↓
人は二つの感情を同時に持てない以上、
会話している時にスッキリした気持ちを味わえれば、
その間は嫌な気分になることは絶対にありません。
基本的な記載の後には、精神対話士の対話のテクニックの説明がありましたが、
ここではスペース上の問題があるのでご勘弁を。