アマチュア無線局JA0RUZ FHD-ATV(Full High Definition - Amateur TV)

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DMRデジピーター等はどれだけ使われているのか? 他

2024年11月15日 | アマチュア無線 フルハイビジョンD-ATV

 DMRについては当方のブログでも何回か書いていますが「DMRデジピーター」
(SFR機能)は、どの程度使われているのでしょうか?

例えば、JR0ZIH  長野DMRデジピーター は殆ど使われていません!
JA0YZU  長野篠ノ井DMRデジピーター もほぼ使われていない様です。
そして長野市固定からも聞こえる JQ1ZOD 川越DMRデジピーター(第一電波工業
屋上設置局)も、殆どQSOが聞こえた事はありません。
どれも  定期的なコールアナウンス  だけが流れているだけです!!

全国には現時点で下記のDMRデジピーターが設置運用されて来てはいますが、他の
エリアの事情は当方には判りません。
DMRデジピーターリスト

しかしどれだけDMRデジピーターが設置されたとしても、結局は使う人がいない
と、自己満足だけで無駄になってしまう可能性もあります。
「アマチュア無線自体自己満足が殆ど」と言われれば、否定はしませんが・・・
これは従来からの「アナログレピーター」 も同じであるとも思えます!

折角DMR機の免許を降ろしたのですから、敢えて廃止にする必要は無いでしょうし、
DMRデジピーターの維持は面倒な事では無い為、続けていると言うのが現状かと。

今では輸入品のDMR無線機でも下記の一部無線機は、 JARD基本保証にて簡単に申請
出来る様になり、DMR設備の免許数もかなり増えている様です。

  JARD保証で簡単に申請できるDMR機は下記の機種です(11月11日現在データ)

しかしながら、日本では新機能とされる無線機が発売になっても、新しいシステムが
許可になってもアマチュア局数は減る一方で、決して増える事は無い様で・・・

 さて、アマチュア局の数が多かった時代から見れば、その数こそかなり減少しまし
たが、当時本当の アマチュア無線 を味わおうとしていた人はどれだけいたでしょう? 
電話代りに、と初めたアマチュア無線局は当然携帯電話の普及により消えたでしょう。

また、手を出せばそこには直ぐに使える無線機やアンテナが有り、それを買えば使える
為アマチュア無線を始めてみた、って人はその無線機に飽きたり、単純なQSOに飽きた
方は、それで御仕舞いだったのかもしれませんね。

自分から「新しい事に挑戦する気なんて無いアマチュア無線家」は、再免許申請も忘れ
て免許を流してしまい、そのままって事も多いのでしょうね。
また「誰か楽しい事を作ってくれるだろう」なんて思っている人も、きっと同じだと
思います。

 そして現在「アマチュア無線の新しい事(むしろ普通の事?)」となると、何でも
PC等を使うデジタル通信にばかりに向いて、送受信機自体やアンテナ等々を作って
テストしてみるなんて事はあまりできなくなっているのではないでしょうか?

FHD-ATVはその変調信号こそはデジタルですが、送受信機(マイクロ波部分)は全て
アナログ無線設備で、そのアナログ無線機の基礎が判っていないと制作できないモノ
ですし「アナログ的思考」が無いと満足に運用すら出来ないモノでもあります。

「アマチュア無線をやってます!」と言うと「ハローCQと言って海外と交信するやつ
ですか~」、、、と言われたりしますが、当方は短波等を使った海外との交信は一度
もやった事は有りません。EMEも。。
「普通のアマチュア無線?とは違う」、、と言われますが、普通とは何か・・・

私はアマチュア無線の世界で今まで誰もやった事の無かった「フルハイビジョンATV」
のシステムを自ら製作し、現在少人数ですが日本のアチコチで運用されてもいます。

 11月17日は「2024 マイクロウエーブミーテイング」が開催され、当然当方も参加
し「FHD-ATV設備のAVユニット等の展示」も予定しています。
https://www.microwavemeeting.org/

 

 


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