移動運用時に使用するバッテリーは、従来からの鉛バッテリーやリチウムイオンバッテリー
を使う方が多いと思いますが、最近「リン酸鉄リチウムイオンバッテリ(LifePO4)」と
言った物が販売されている為、早速テストしてみました。
このバッテリーの充電終了電圧は、14.6V で
テスト開始時の端子電圧は、13.8V程度でした。
実際に充放電して、まず下記の結果を感じました。
- とにかく軽い!(同容量鉛電池の1/3程度)
- 定格端子電圧が12.8Vで(3.2Vcell×4)、使い込んでも12V以上をキープしている。
- 大電流を流しても、バッテリー端子電圧のドロップが小さい。(内部抵抗が小さい)
- 製品表示容量(60Ah))に対して、90%程はOK。
- (端子電圧10.3Vまでで 約53Ah / 0.3C放電 : 定格放電終止電圧は10V)
- 液体が無く(横でもOK)、充放電時にガスも出ない為、密閉空間でも利用できる。
- 発火・爆発の危険性が、かなり小さい。
詳しいLifepoバッテリーの 情報 は下記でご覧ください
https://www.shoraipower.jp/product/#01
http://www.cotac.co.jp/battery/
なお私の購入テストしたバッテリーは下記の物ですが、耐用回数等から見て結果として安い物
だと言えるでしょう。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08J3R6CBN/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
今後の移動運用には、重い鉛バッテリーはパラボラ三脚の転倒防止用 「錘」 にして、この電池を
主に使って行く予定となります。
また自宅の「独立系ソーラー電源バッテリーシステム(12V系:約600AH)」も、今後は LifePO4
バッテリーに移行して行くつもりです。