模型だけではなく、実物でもドローバー(固定連結器)は使われていました。
グレートノーザン鉄道は、1941年に初めてFTシリーズを購入します。このとき購入したのは、以下の4ユニットです。( )内は、後に改番された番号です)
5600 a&b 貨物用 (→ 200A, B → 253A, B)
5700 a&b 客車用 (暖房用ボイラー装備) (→ 250A, B → 375A, B)
5701 a&b 客車用 (暖房用ボイラー装備) (→ 251A, B → 376A, B)
5900 a&b&cマリアス峠補機 (→ 300A, B, C → 254A, 401C, 255A) 写真上
5600、5700、5701は、FTA+FTB、5900は、FTA+FTB+FTAの編成です。しかしこれらはそれぞれ、1ユニットと数えられていました。これは、FTAとFTBの間の連結器がドローバーで、連結をはずすことができないようになっていたからです。その背景は、当時、組合との合意で、「1機関車、1運転士」と決められていたため、ドローバーで結ぶことで、2両(または3両、他の鉄道では4両もあり)の機関車を「1ユニット」とみなす必要があったことがあります。
なお、外観的には、ドローバーで結ばれている側の側面には、通常あるはずのステップと縦のハンドレールがついていないとのことです。
FT247B (改番後304C) FTA+FTAで納品されたため、通常のカプラーです。そこで後側面にハンドレールとステップがついています。
グレートノーザン鉄道は、1941年に初めてFTシリーズを購入します。このとき購入したのは、以下の4ユニットです。( )内は、後に改番された番号です)
5600 a&b 貨物用 (→ 200A, B → 253A, B)
5700 a&b 客車用 (暖房用ボイラー装備) (→ 250A, B → 375A, B)
5701 a&b 客車用 (暖房用ボイラー装備) (→ 251A, B → 376A, B)
5900 a&b&cマリアス峠補機 (→ 300A, B, C → 254A, 401C, 255A) 写真上
5600、5700、5701は、FTA+FTB、5900は、FTA+FTB+FTAの編成です。しかしこれらはそれぞれ、1ユニットと数えられていました。これは、FTAとFTBの間の連結器がドローバーで、連結をはずすことができないようになっていたからです。その背景は、当時、組合との合意で、「1機関車、1運転士」と決められていたため、ドローバーで結ぶことで、2両(または3両、他の鉄道では4両もあり)の機関車を「1ユニット」とみなす必要があったことがあります。
なお、外観的には、ドローバーで結ばれている側の側面には、通常あるはずのステップと縦のハンドレールがついていないとのことです。
FT247B (改番後304C) FTA+FTAで納品されたため、通常のカプラーです。そこで後側面にハンドレールとステップがついています。