グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

蒸気機関車S-1のレストア

2005年07月14日 | 模型・車両
 eBayで落札して、先週到着したS-1(4-8-4)と格闘中です。まずは、くにゃりと曲がったテンダー上部の手すりを直してみました。でも一度曲がった真鍮線はそう簡単にまっすぐに戻ってくれないのは皆様ご存知の通りで、まあ、何とかこれくらいなら・・・というくらいで潔くあきらめました。この過程で手すりの塗装も結構傷ついてしまったので、後で(あくまでも予定)黒を色挿しするつもりです。次は本体でちょっと気になる曲がり(先頭のマーカーライトと煙突脇のナンバーボード)をちょこちょこっと直しました・・・と書くと簡単そうですがこれも塗装を傷つけないよう、真鍮船が折れないよう、だましだまし何とかやりました。この辺で上回りは妥協して(色挿しはあくまで今後の予定)、ようやく線路に乗せたら、これがなんとまったく走りません(オークションは恐いですねえ、やっぱり)。調べてみたら、まず、テンダーの絶縁車輪の向きがばらばら・・・(誰がこんなことするんでしょう?)。次が、なんと2軸従輪が前後逆に取り付けてありました! これらを直してようやく走るようになったら、なぜか2軸先輪があちこちでバチバチとショート・・・これも調べてみたら2軸先輪の向きが逆。。。これは気付くまでに、時間がかかりました。あちこちテスターであたってみても理由が分からず、従輪の例を思い出してようやく気が付きました。先輪が逆についていたので、先輪があたるシリンダーの下も結構塗装が剥げてました。最後に動輪やテンダー車輪をユニクリーナーできれいにしてLocoを差して一応完成し、まあ何とか走り回ってくれるようになりました。
 うーん、しかしオークション品は奥が深いですねえ。出品者は「新品で購入。自分は一切走らせていない。」と書いていたのに。(おじさんになると愚痴っぽくなっていけません。まあ値段が値段でしたからあまり文句ばかり言ってもいけませんね。)
 まあ、色々ありましたが、小生S-1という機関車は非常に好みで(ベルペア火室、スポーツキャブ、バンダービルトテンダーの3要素に加え、グレーシャーパークカラー)、いい機関車が当鉄道に加わってくれたと思っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。