どうもです。
最近、海外ミステリの古典に改めてハマっています。ここ数年東京創元社から海外ミステリ古典の新訳版が次々と刊行されており、そのあおりを受けて久々に海外推理小説を手にとったわけです。
この新訳シリーズで今回は、長年書店から姿を消していたディクスンカー作品を発掘刊行に合わせて読み始めました。まずはフェル博士シリーズの新訳版を読んでいます。
江戸川乱歩や横溝正史を読むと必ず名前の出てくるディクスンカーですが、60〜70年代を境に一度書店から見かけなくなってしまっていました。実は幼少の頃、あの問題作シリーズであるあかね書房の少年少女探偵小説全集で一作フェル博士シリーズに触れているはずですが、流石に中身は忘れてしまいました。(魔女の隠れ家のジュブナイル版でした。)さいとうプロの劇画調のマンガと挿絵のある本で図書館の児童コーナーで中々人気があった筈です。自分も推理小説ファンになった直接のきっかけは実はこのあかね書房の本を手に取ったからでした。懐かしい記憶です。
フェル博士シリーズはここまで、東京創元社からの
帽子収集狂事件
テニスコートの殺人
曲がった蝶番
緑のカプセルの謎
盲目の理髪師
を読了しました。
なるほど、手の込んだトリックと怪奇趣味は乱歩や横溝作品にはっきり影響してるなと、今更ですが発見でした。
創元社の新訳は今後も続くと思われますが、ハヤカワ文庫に散っている作品も2000年代から新訳版があるので今回三つの棺をチョイスして読みました。
新訳版は海外翻訳ものとしてはすさまじく読みやすいのです。数日で一気読み出来るのは意外でした。海外ミステリは時間かけて、行きつ戻りつ読むのが宿命だなんて考えてましたが。やっぱり言葉の使い方以外にも、快適な読書体験には段組みや活字体も大事な要素なんだなと感じます。
引き続きカー作品の発掘が進むよう楽しみにしています。
最近、海外ミステリの古典に改めてハマっています。ここ数年東京創元社から海外ミステリ古典の新訳版が次々と刊行されており、そのあおりを受けて久々に海外推理小説を手にとったわけです。
この新訳シリーズで今回は、長年書店から姿を消していたディクスンカー作品を発掘刊行に合わせて読み始めました。まずはフェル博士シリーズの新訳版を読んでいます。
江戸川乱歩や横溝正史を読むと必ず名前の出てくるディクスンカーですが、60〜70年代を境に一度書店から見かけなくなってしまっていました。実は幼少の頃、あの問題作シリーズであるあかね書房の少年少女探偵小説全集で一作フェル博士シリーズに触れているはずですが、流石に中身は忘れてしまいました。(魔女の隠れ家のジュブナイル版でした。)さいとうプロの劇画調のマンガと挿絵のある本で図書館の児童コーナーで中々人気があった筈です。自分も推理小説ファンになった直接のきっかけは実はこのあかね書房の本を手に取ったからでした。懐かしい記憶です。
フェル博士シリーズはここまで、東京創元社からの
帽子収集狂事件
テニスコートの殺人
曲がった蝶番
緑のカプセルの謎
盲目の理髪師
を読了しました。
なるほど、手の込んだトリックと怪奇趣味は乱歩や横溝作品にはっきり影響してるなと、今更ですが発見でした。
創元社の新訳は今後も続くと思われますが、ハヤカワ文庫に散っている作品も2000年代から新訳版があるので今回三つの棺をチョイスして読みました。
新訳版は海外翻訳ものとしてはすさまじく読みやすいのです。数日で一気読み出来るのは意外でした。海外ミステリは時間かけて、行きつ戻りつ読むのが宿命だなんて考えてましたが。やっぱり言葉の使い方以外にも、快適な読書体験には段組みや活字体も大事な要素なんだなと感じます。
引き続きカー作品の発掘が進むよう楽しみにしています。