ども、こんばんは。
今日は思っていたより早くに天気が崩れてきていたようでしたが、
まだ大丈夫だと思って準備していなかったのに、急に降られて濡れちゃった
なんて方、いらっしゃいませんか?
本当に変わりやすい天候で…。
風邪をひかれたりしないように、気をつけられてくださいね☆
今日は静岡での林間学校で中学生の乗ったボートが転覆し、そのうち1人の女子生徒に死者が出てしまうという悲しい事故もあったようで。
事前の中止、決行の判断が正しかったかどうかなど、今後検討されるかと思いますが、
自然の中でそうして学ぶことは、そこでしか得られないとても貴重な体験となるとともに、ちょっとした事が本当に命にかかわる危険になりうること…
そのことをもう一度しっかりと認識することが必要ではないかと思います。
普段自然から切り離された生活を送っている分、
統制された自然、人工的な自然にばかり触れている分、その本来を忘れがち、軽く考えてしまいがちな部分もあるのかもしれません。
林間学校、体験学習、
それらは続けてほしい大事な勉強のひとつだと思いますが、今後このような悲しい事故が二度と繰り返されないようにしてほしいものです。
さて。
今日の新聞、朝刊に、辞任後初の鳩山元首相のロングインタビュー、ある程度まとまった量のオピニオンが掲載されていました。
それを読む限り、う~~ん…
理念としては、やはりかなりしっかりされていた方、
そしていわれるほど何もできないしないではなく、本当に動こうとする人間のほうに属する方だったように感じられました。
逆に言うと、なぜこの人がトップに立って、こんな事態になってしまったのか、
これほどの迷走と短命に終わらざるを得なかったのか、
実に不思議に感じられたくらいです。
そこで、どこに原因があったのか、
おせっかい承知、生意気承知で私自身考えてみたのですが、
ポイントに感じられたのは、すごく支持率を気にされていたこと。
世論調査で支持率が下がる、メディアがそれを踏まえて政権批判を展開する、それを受けてさらに支持率が下がる…
この負のスパイラルの怖さをいやというほど感じていた、と。
そして、自分がこれと思って進めた政策の実現は成功しても、ほぼ取り上げられず、伝わらない、
まして支持率とはまったく相関しない、
政策をしっかりやっていれば、国民も必ずいつか分かってくれる、その単純な自信すら失った、ある種のむなしさすら感じていた、と。
ぶら下がり会見にしても、丁寧に答えようとして長くなった結果、本意でない部分、本質でない一部分が切り取られて報道される事態になったケースも多かった、
このように振り返られていました。
さらに政治主導の体制を、官僚を排除して国民が参加するシステムを作りたい、その理念に縛られた結果、
官僚排除だけが独り歩きしてしまい、普天間問題にしてもさまざまな情報、知識が不足し、稚拙な方法となってしまったことを反省されていて、
本来の政治主導とは、なんでも官僚排除というのではなく、意思決定の最終責任を政治が負うことであるはず、とご本人自らはっきり述べられている。。。
こうしたことを考え合わせると、
実際に動いたことが、表明したことが、国民に伝わるまでには、どうしても、トップであるが故のそれを支える組織全体だったり、マスコミ等々、
実にさまざまなフィルターがかかって、そののちに、ということになる。
そのフィルターとなる各所各所が、ちょっとずつ自分の都合のいいように嘘を混ぜる、加工する。
それを受けた国民は、実際は変化した最終状態のものを鵜呑みにする、そして今の流れとして即座にそれに反応する。
思いもよらぬ批判となってはね返る。。。
まず、こういうことが起きているように思います。
そして、トップはトップで、分かりやすくすればそうした誤解が生じにくいだろうと考えた結果、
詳細の部分は切り捨てて、分かりやすい“官僚排除”みたいなことを打ち出してしまう。
打ち出した限りは守らなくてはならない、
それが間違っている部分に関しても、「ぶれ」と言われぬよう、なんとかそれで押し通す、
考えを曲げて、そのほうへとすりよせることをするようになる。
やっぱりそれがうまくいかない。
本意とも違う方向へ行く、
嘘やごまかしが内からも膨れていく。
本来こう、と気づいていても、あのようになってしまうというのは、やはりこうした結果だったのではないかと思うんです。
あちこちにまさに負のスパイラルが働いている、そんな気がします。
これを変えていくにはどうしたらいいか。
そこを考えないと、だれがトップに立ってもなにも変わらないのではないか、なにもできないのではないかとすら思えてきます。
まず、単純に問題なのはフィルターの存在、本当が伝わりにくい仕組みだと思います。
でも、たとえばマスコミはマスコミで“数”を気にし、自己の利益も追求しますから、
世論調査を受けて、さらに大胆な、誇張した批判をする事で数が出ればそれを繰り返す、
会見があれば、みなが「え?!」と思うようなおもしろい部分、批判したくなる、関心を引き付けやすい部分を取り出そうとする、
ある程度はやむを得ないのかもしれません。
でも、あくまで“ある程度”であって、今の状態はその“ある程度”を超えている気がします。
これはむろん政治に限ったことではなく、です。
本来の「本当を伝える」使命じゃないけれど、そういったものを、“数”とは別個に行使できる存在であるべき、そうなるべきではないでしょうか。
また、受けるわたしたち国民側も、結局そのフィルターがあってしか接することはできないのだから、疑う意識、
フィルターを通じて見えてくるものは、今、これだけれど、これがすべてか?いや、そうではないはずだ、と思う、考える、
そしてそうして一歩引きつつ、少し長い目で見る、
自分の目で見て判断しようと目を凝らす余裕というか…
鵜呑み、即座判断、
そんな稚拙さから卒業することが必要だと思います。
そうなれば自然と“数”のつき方も変化してくるでしょうから、そちらも変わらざるを得ないし…。
そして。
トップに立って動く者は動く者で、すぐの支持、結果になってかえってこないからと簡単にむなしさを感じるのではなく、
そこで妥協して自分の考えるところ、これと決めたところから、分かりやすさなどへすり寄るのではなく、
思うことを、為すことを貫き続けるしかないし、そうすべきなのだと思います。
鳩山さんも支持率以外に国民が見てくれていると感じられるところ、
自分が為すことに対して支持してくれる、支えてくれる人がいると強く感じられるところ、
それがベースにあればまた違ったのかもしれないと思います。
もちろん、それだけではなく、様々な力関係、攻防が政界にはあって、だと思いますし、
辞めた今だからこそ、そのように言うところもあるのでしょう。
ただ、上のような現状もひとつにはある。
数(→私益)と嘘と考えないマス。
剛君が表現者として述べていることにもつながりますが、
日本の問題が集約されているひとつの面のように思います。
いつか響くと信じて、本当を続けるしか…ない。
今日のレシピです
・蛸と納豆のグラタン仕立て …①
・白菜と胡瓜のシンプルピクルスサラダ ディル風味 …②
・キノコとこごみの赤ワイン煮 …③
①の作り方
1 キャベツはざく切りにする
2 1に塩をしてレンジにかけ水分を絞る
3 ゆでダコをスライスする
4 納豆はだし醤油で下味をつける
5 耐熱容器に2を入れ、3と4、ガーリックチップスをのせる
6 マヨネーズを生クリームで溶いたものをかけ、塩、胡椒を少々する
7 パルミジャーノレッジャーノをすりおろしてたっぷりかける
8 オーブンで焼く
②の作り方
1 白菜は細切りに、胡瓜は斜め半月に切る
2 塩、胡椒、ドライディル、白ワインビネガーでマリネする
3 器に盛り、よく冷やして味をなじませる
③の作り方
1 シメジは石づきを取り、ほぐす
2 こごみは水煮のものを使用し、洗って水分を切っておく
3 1,2を鍋でさっと炒め、赤ワイン、トマトペースト、水を加えて煮る
4 フォンドヴォーを加え、さらに煮る
5 塩胡椒で味を調えて、盛り付ける
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それでは。
今日は思っていたより早くに天気が崩れてきていたようでしたが、
まだ大丈夫だと思って準備していなかったのに、急に降られて濡れちゃった
なんて方、いらっしゃいませんか?
本当に変わりやすい天候で…。
風邪をひかれたりしないように、気をつけられてくださいね☆
今日は静岡での林間学校で中学生の乗ったボートが転覆し、そのうち1人の女子生徒に死者が出てしまうという悲しい事故もあったようで。
事前の中止、決行の判断が正しかったかどうかなど、今後検討されるかと思いますが、
自然の中でそうして学ぶことは、そこでしか得られないとても貴重な体験となるとともに、ちょっとした事が本当に命にかかわる危険になりうること…
そのことをもう一度しっかりと認識することが必要ではないかと思います。
普段自然から切り離された生活を送っている分、
統制された自然、人工的な自然にばかり触れている分、その本来を忘れがち、軽く考えてしまいがちな部分もあるのかもしれません。
林間学校、体験学習、
それらは続けてほしい大事な勉強のひとつだと思いますが、今後このような悲しい事故が二度と繰り返されないようにしてほしいものです。
さて。
今日の新聞、朝刊に、辞任後初の鳩山元首相のロングインタビュー、ある程度まとまった量のオピニオンが掲載されていました。
それを読む限り、う~~ん…
理念としては、やはりかなりしっかりされていた方、
そしていわれるほど何もできないしないではなく、本当に動こうとする人間のほうに属する方だったように感じられました。
逆に言うと、なぜこの人がトップに立って、こんな事態になってしまったのか、
これほどの迷走と短命に終わらざるを得なかったのか、
実に不思議に感じられたくらいです。
そこで、どこに原因があったのか、
おせっかい承知、生意気承知で私自身考えてみたのですが、
ポイントに感じられたのは、すごく支持率を気にされていたこと。
世論調査で支持率が下がる、メディアがそれを踏まえて政権批判を展開する、それを受けてさらに支持率が下がる…
この負のスパイラルの怖さをいやというほど感じていた、と。
そして、自分がこれと思って進めた政策の実現は成功しても、ほぼ取り上げられず、伝わらない、
まして支持率とはまったく相関しない、
政策をしっかりやっていれば、国民も必ずいつか分かってくれる、その単純な自信すら失った、ある種のむなしさすら感じていた、と。
ぶら下がり会見にしても、丁寧に答えようとして長くなった結果、本意でない部分、本質でない一部分が切り取られて報道される事態になったケースも多かった、
このように振り返られていました。
さらに政治主導の体制を、官僚を排除して国民が参加するシステムを作りたい、その理念に縛られた結果、
官僚排除だけが独り歩きしてしまい、普天間問題にしてもさまざまな情報、知識が不足し、稚拙な方法となってしまったことを反省されていて、
本来の政治主導とは、なんでも官僚排除というのではなく、意思決定の最終責任を政治が負うことであるはず、とご本人自らはっきり述べられている。。。
こうしたことを考え合わせると、
実際に動いたことが、表明したことが、国民に伝わるまでには、どうしても、トップであるが故のそれを支える組織全体だったり、マスコミ等々、
実にさまざまなフィルターがかかって、そののちに、ということになる。
そのフィルターとなる各所各所が、ちょっとずつ自分の都合のいいように嘘を混ぜる、加工する。
それを受けた国民は、実際は変化した最終状態のものを鵜呑みにする、そして今の流れとして即座にそれに反応する。
思いもよらぬ批判となってはね返る。。。
まず、こういうことが起きているように思います。
そして、トップはトップで、分かりやすくすればそうした誤解が生じにくいだろうと考えた結果、
詳細の部分は切り捨てて、分かりやすい“官僚排除”みたいなことを打ち出してしまう。
打ち出した限りは守らなくてはならない、
それが間違っている部分に関しても、「ぶれ」と言われぬよう、なんとかそれで押し通す、
考えを曲げて、そのほうへとすりよせることをするようになる。
やっぱりそれがうまくいかない。
本意とも違う方向へ行く、
嘘やごまかしが内からも膨れていく。
本来こう、と気づいていても、あのようになってしまうというのは、やはりこうした結果だったのではないかと思うんです。
あちこちにまさに負のスパイラルが働いている、そんな気がします。
これを変えていくにはどうしたらいいか。
そこを考えないと、だれがトップに立ってもなにも変わらないのではないか、なにもできないのではないかとすら思えてきます。
まず、単純に問題なのはフィルターの存在、本当が伝わりにくい仕組みだと思います。
でも、たとえばマスコミはマスコミで“数”を気にし、自己の利益も追求しますから、
世論調査を受けて、さらに大胆な、誇張した批判をする事で数が出ればそれを繰り返す、
会見があれば、みなが「え?!」と思うようなおもしろい部分、批判したくなる、関心を引き付けやすい部分を取り出そうとする、
ある程度はやむを得ないのかもしれません。
でも、あくまで“ある程度”であって、今の状態はその“ある程度”を超えている気がします。
これはむろん政治に限ったことではなく、です。
本来の「本当を伝える」使命じゃないけれど、そういったものを、“数”とは別個に行使できる存在であるべき、そうなるべきではないでしょうか。
また、受けるわたしたち国民側も、結局そのフィルターがあってしか接することはできないのだから、疑う意識、
フィルターを通じて見えてくるものは、今、これだけれど、これがすべてか?いや、そうではないはずだ、と思う、考える、
そしてそうして一歩引きつつ、少し長い目で見る、
自分の目で見て判断しようと目を凝らす余裕というか…
鵜呑み、即座判断、
そんな稚拙さから卒業することが必要だと思います。
そうなれば自然と“数”のつき方も変化してくるでしょうから、そちらも変わらざるを得ないし…。
そして。
トップに立って動く者は動く者で、すぐの支持、結果になってかえってこないからと簡単にむなしさを感じるのではなく、
そこで妥協して自分の考えるところ、これと決めたところから、分かりやすさなどへすり寄るのではなく、
思うことを、為すことを貫き続けるしかないし、そうすべきなのだと思います。
鳩山さんも支持率以外に国民が見てくれていると感じられるところ、
自分が為すことに対して支持してくれる、支えてくれる人がいると強く感じられるところ、
それがベースにあればまた違ったのかもしれないと思います。
もちろん、それだけではなく、様々な力関係、攻防が政界にはあって、だと思いますし、
辞めた今だからこそ、そのように言うところもあるのでしょう。
ただ、上のような現状もひとつにはある。
数(→私益)と嘘と考えないマス。
剛君が表現者として述べていることにもつながりますが、
日本の問題が集約されているひとつの面のように思います。
いつか響くと信じて、本当を続けるしか…ない。
今日のレシピです
・蛸と納豆のグラタン仕立て …①
・白菜と胡瓜のシンプルピクルスサラダ ディル風味 …②
・キノコとこごみの赤ワイン煮 …③
①の作り方
1 キャベツはざく切りにする
2 1に塩をしてレンジにかけ水分を絞る
3 ゆでダコをスライスする
4 納豆はだし醤油で下味をつける
5 耐熱容器に2を入れ、3と4、ガーリックチップスをのせる
6 マヨネーズを生クリームで溶いたものをかけ、塩、胡椒を少々する
7 パルミジャーノレッジャーノをすりおろしてたっぷりかける
8 オーブンで焼く
②の作り方
1 白菜は細切りに、胡瓜は斜め半月に切る
2 塩、胡椒、ドライディル、白ワインビネガーでマリネする
3 器に盛り、よく冷やして味をなじませる
③の作り方
1 シメジは石づきを取り、ほぐす
2 こごみは水煮のものを使用し、洗って水分を切っておく
3 1,2を鍋でさっと炒め、赤ワイン、トマトペースト、水を加えて煮る
4 フォンドヴォーを加え、さらに煮る
5 塩胡椒で味を調えて、盛り付ける
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