cogito ergo sum

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ブルーの光と医療を考える…

2008-11-14 | Weblog
[レシピ] ブログ村キーワード

今日、11月14日は世界糖尿病デーでしたね。
糖尿病の全世界的脅威を認知するための国際デー。
糖尿病と言えばインスリン、が知られていますが、そのインスリンを発見した、カナダのバンティング医師の誕生日に由来しているとか。
元々国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が定めていた記念日だったそうなのですが、2006年12月20日、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されて、あわせて世界糖尿病デーが国連の記念日として認定された…と。
う~ん、それでこう一般的に記念日として取り上げられるようになったのはまだまだ最近、というイメージなんですね

国連や空を表すブルーがシンボルカラーということでm、東京タワーもブルーにライトアップ☆
各地で今日はブルーの光があふれているようです。
日本だけでなく世界でも…。

糖尿病は身近で、近年ますますの増加傾向にある病気。
直接死に至る病気ではあまりないだけに、深刻に考えないような患者さんも多く見かけますが、合併症による死亡は多く、決して軽視はできない病気。
実は恐ろしい、
そんな典型の病気でもあるのではないかと思います。

最近こう、いろいろな色のリボン運動、シンボルカラーが設定されたイベントが一気に増えて、どれがどれだったっけ…???
みたいな
若干混乱をきたしかけているような気もしないではないですが…。

とりあえずこれはブルー、リボンではなく「輪」ということで…
ま、シンボルはシンボルで分からなくても一向に構いはしないのですが(^_^;)
とにかく今後、こうしたイベントによる認知が広がって、助け合いながら糖尿病に向き合う、
理解によって発症を減らしていく、
そして患者さんの日々の闘いを少しでも助ける空気、
そういうものがかたちになっていく、高まっていくといいなぁ、と思います。

私も入院していたときの同室の患者さんのなかに、糖尿病も併発されている患者さんがいらっしゃったので、多少併発に関することも知ってはいるのですが、
本当に思わぬところに影響があるもので…
手術をするにもしにくい、
回復のペースも遅い、
なかなか難しい病気なのだな、と改めてその時、感じさせられたのを覚えています。

よほどひどくなるまで、それ自体としてはっきりとした自覚症状のない病気であることもひとつ、ですね。
検査値をきちんと理解して、軽く考えないで早めに手をうつこと…
もちろんこれは糖尿病に限った事ではありませんが、そういうことがとても重要なのだと思います。

医療技術が進んで、
様々な病気が分かるようになった、
寿命も延びた、
そんな今、何の病気も抱えていない、という人もまれで、多くの人が何らかの病気を抱えながら、うまくその病気と付き合って、自分らしくその生を歩まなければならない、
そういう時代になっていると思います。

私としては“自分”を失ってまで生を続けること、
倫理的にグレーゾーンな医療を用いてまでの延命、
それに対しては疑問を持っている、否定的立場の意見なのですが、
精いっぱいに生を全うすることは、やっぱり何があろうとも投げ出してはならないこと。
そのなかで病気と向き合う、闘うことは、多かれ少なかれ、おそらく避けられない。
そのときに慌てることなく、きちんと自分らしく生き続けるためにも、
そしてすでに闘っている人とも、ともに社会を形成し、支えあって生きるためにも、
病気に対して正しい知識を持つこと、理解を深めることは、とても重要なこと。
医療は万能でも絶対でもないけれど、欠かせないもので、大きなひとりひとりにかかわる問題…

とにかく他人事、
それが一番マズイ。

どういうかたちであれ、まずは興味を持つ、
へぇ~っと思う機会を作る、
こういう活動は評価されるべき活動だと、私も思います。


そして医療と言えば、救急医療に関する問題が近年ずっと取りざたされていますね。
たらいまわしの末に死亡、
こうしたケースが伝えられることが増えています。
もちろん、医療に完璧はないし、サービスである以上それが偏る、うまく機能しない、そういう現実もある程度はやむを得ないと思います。
ただ、そのサービスが命にかかわる性質のものであるだけに、問題の根は深い。
もっとできることはなかったのか、
あの時、こうしていれば…
その反省は当然繰り返されるのだと思います。
新生児に関しては、未熟児でも、かなりの早期の段階で生まれても、これまで以上に救うことができるようになった、
救える命が増えた、
そうした素晴らしい面の一方で、そうして生まれた子は必ず長期にわたる入院、ケアが必要になる、
ベッドが埋まる、
次々にそうした子供は運ばれてくる、
満床になる、手はまわらない…
そういう面も。
やはりこれまでのように新生児を一括センターで診る、というのでは無理で、成人同様、救急の場と長期入院の棟を分ける、
救急の場は常に対応可能な場として確保する、
そういう工夫が必要になるのではないかと思います。
そして妊婦さん。
この処置が遅れるケースが多いですが、まず赤ちゃんと別扱い、新生児はこちらで、でも妊婦さんはまた別の病院へ運ばなくては診ることができない、
こういう実態をなんとかする必要があるのではないかと思います。
やっぱり母子ともに受け入れられる、併設されている救急病院が、各地域に必要。
そして個人としては、普段からかかりつけをきちんと確保しておく、
この対応も必要でしょうね…

来年度から東京は、中核医療機関が互いに連絡を取り合うことで搬送先を確実に確保できるようにする、東京ルールを施行する方向なのだそうですが、
もっとこういう試みは、当然のものとして広がってほしいものです。

今のことですから、何か専用のソフトなりなんなりが開発されて、119番、救急に連絡すれば、そのセンターで即座に効率的にどこの病院へ運べばよいのか分かる、
ここへ搬送する、ということが確実に決定される、
そして事前にその病院のほうへも患者の基本情報が伝えられる、
病院到着後はその情報をもとに準備していた医師らが迅速に処置をとる…
そういうシステムが構築されてよい、
当然そうあるべき、ではないかと思うのですが…。

これだけ効率的な世の中で、なぜこんな原始的なたらいまわしが起きつづけるのか。
素人目にはやはり疑問と憤慨を覚えざるを得ません。

やっぱり病院同士の垣根とか、そういうものが最終的には難しい、根となっているのかなぁ…
もちろん問題はそう単純ではなく、いろいろな点が絡み合っているのでしょうが…。

少しでも多くの人が安心できる、
救急の現場の負担も少しでも軽くなる、人間的になる、
そんな未来の医療が現実になることを願いつつ…
病気と命を、生を考える、
世界糖尿病デーのブルーの光を感じる夜です。


今日のレシピです

・コックオーヴァン …①
・しその実入りシンプルサラダ …②
・ゴマのパリパリ焼き アボカドとパンプキンのディップソース …③

①の作り方



1 鶏肉は骨付きを用意する。人参、セロリ、ねぎを薄切りにする
2 1とにんにくを炒める
3 軽く焦げ目がついたら、ブランデーでフランベし、ブーケガル二、赤ワイン、水、フォンドヴォー、トマトペースト、塩こしょう少々を加える
4 圧力鍋に入れて煮込む
5 とろとろにやわらかくなったら、鶏肉を取り出して、野菜をつぶすようにしながら煮汁を煮詰める
6 十分に煮詰まったら、小麦粉とバターを練り合わせたものに煮汁を少々入れて溶きのばし、鍋に入れて合わせ、とろみをつける
7 味を見て塩こしょうを足して調え、鶏肉を戻して軽く煮る
8 器に盛り付けて刻みパセリを散らす


②の作り方

1 レタスときゅうりは適宜カットする
2 しその実の塩漬けを散らし、オリーブオイル少々とワインビネガーをふりかける


③の作り方



1 春巻きの皮を広げ、水でぬらす
2 ゴマを半分の面にたっぷりと散らし、二つ折りにして貼りつける
3 表面にオリーブオイルを塗って、オーブンでパリッと焼きあげる
4 かぼちゃは粗くマッシュして、生クリーム、バター、塩こしょうで和える
5 アボカドはつぶして牛乳とマヨネーズ、塩少々で和える
6 4,5を器に入れて、3を適宜食べやすい大きさに割り、皿にともに盛り付ける


そうそうっ!!
今日のMステでタッキーの舞台イメージソング、はじめて聴きました。
すごっ…
いろんな意味で(笑)
こちらが見ていて恥ずかしくなるくらいの勢いで…
あそこまでやるのはエライ
まさかタクトまで持つとは…
4日前に出来上がった出来立てほやほや、ということでしたが。
舞台、ぜひ頑張ってほしいな、と思います(^▽^ゞ


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