cogito ergo sum

日々の雑感・料理レシピ・KinKi Kidsに関することなど…
好きなものを気ままに綴るMy Style♪

初のナイトレース、シンガポールGP。

2008-10-01 | Weblog
遅くなりましたが…先週末のF1レポです(^_^;)
夜、とはいえさすがにシンガポールはまだかなり暑い様子。
各車とも懸命に冷やしてましたね。
水がたまっている箇所も見受けられましたが、あれはなにか整備によるものだったのかな?
基本的にはドライコンディション。
市街地コースのナイトレースということでどんな感じなのか、未知の分野に期待は高まりつつ…。
実際に目にすると、かなりライトが白く明るい。
幻想的で、うん、新しい魅力として、カッコよさとか、うける人にはうけるだろうなぁ…と。
そんな気がします。

が。
やっぱり個人的には、それよりなによりレース内容のほうが気になる(笑)
セーフティーカーが入ったりしたら、やっぱり慣れない作業となるだろうから、通常より時間もかかってますます展開が狂うかなぁ…とか。。。

なんて。
素人考えながら、いろいろ思っている間にスタート。
マッサはポールポジションからスムーズにスタートし…2番手のハミルトンもスタートには問題なし。3番手にはライコネンが続き…。
コバライネンがちょっと接触があったのかな。
後半は大渋滞ながら、上位陣としてはスムーズに始まった、そんな感じでした。

思ったよりハミルトンのスピードが上がってこない感じがあり、ライコネンも迫ってくるなど、今回はフェラーリか??
マッサがこのまま突っ走ってポイント争いでもトップへと躍り出るのか??
と、ここの地点では、思っていました。

ライコネンがいちばんハミルトンに接近していたとき、そのあとすぐ、くらいだったか、アロンソから順にピットストップへ。
このあと、でしたね。
ピケジュニアの大きなクラッシュ。
で、セーフティーカー導入。
問題はここでなかなかピットレーンがオープンならなかった…。
ちょうどピットストップのタイミングを迎えていたところだっただけに、済ませたアロンソ、まだ余裕のあったマシンはラッキーだったけれど、
ニコロズベルグやクビサは不運だった…。
こらえきれずにペナルティ覚悟のピットイン。
これはあとあと響くなぁ…
やっぱりセーフティーカー関連が勝負の分かれ目か…
と、思ったそのあと、でした。
信じられない事件が待っていたのは。

ピットレーンがオープンになり、各車ピットインのなかのフェラーリ。
ライコネン、マッサの2台を同時に呼びこんで作業する体制をとったところ、
先に入ったマッサで。
給油リグがまだ抜けていなかったのに、いったん青に変わってしまって、マッサはマシンをスタート。
給油ホースをひきちぎって…
そのままホースを引きずりピットレーンを進み、出口でストップ。
クルーが慌てて走りマッサのマシンへ。
もう信じられない光景、でしたね。。。
ありえないっ
ありえないありえないーーーーっ
叫んでしまいました。
なんとかレバーロックをはずしてレースへ戻ったものの、アクシデントによるドライブスルーペナルティは受けるし…。
最下位での再スタート。
数周後にソフト側タイヤに履き替え、以降はコース上に留まる作戦に変更したものの、ポイント獲得には程遠く…。
予選にあれだけの走りを見せたマッサにとっては絶対納得のいかない、
信じられない不運なレースとなってしまったレースでした。

で、レースは先のセーフティーカーのペナルティなどを経て、気づけば予選でふるわず、頭を抱えていたアロンソがトップに。
こんなことってあるんですね~。
まさかまさかのトップ。
そして出てしまえばさすが元王者。
やっぱり上手い。
風格あるなぁ…な余裕の走りで周回を重ねます。

でも、せっかく築いた大きな差も、スーティルのクラッシュで再びセーフティカー導入となり…。
どうなるのかなぁ…
と思いましたが、再開されると再び各マシンを引き離しにかかって。
もうこの走りを見て、う~ん、やっぱり今回はアロンソだな、と感じさせられましたね。
まさにトップらしい、走りでした。
ルノーでも見せます。

以下の2番手から5番手までは大接戦で、ハミルトンがまた無茶な走りをするか??と思いましたが、ここはやっぱり去年の教訓か。
しかけるよりも守って。
耐えて3位を死守。
こういう雰囲気を見ているとやっぱり今年には“やる”かもなぁ、なんて。

…と思ったところでライコネン、でした。
クラッシュ。
あぁぁ~…あと少しだったのに。
ここでマシンを降り。

あとはそのままゴールへ。
アロンソが今季初優勝。
昨日の予選から言ってまさに地獄から天国、しかも苦しんでの初優勝だけに。
本当にうれしそうで。
以前の一勝なんかよりずっとずっと重い一勝のようで、印象的でした。

史上初のナイトレースは、フェラーリ2台のノーポイント、という異例の結果、
今のチームのどこかおかしい、そんな空気が全面に出た、フェラーリにとっては苦しすぎる結果で終了となってしまいました。
マッサの自力タイトルが消滅だし…。
せっかく勢いに乗ってきていただけに残念。
でもでもっ!何が起きるか最後まで分からないですからねっ!!
チームオーダーは禁止だけど、ライコネンも意地で頑張るでしょうから…
はやく「イタリアンの悪いところがでた」、
などと言われない、
勢いのあるフェラーリを、
魅力のあるフェラーリを取り戻し、
生き生きとしたレースを見せてほしいものだと思いますっ!

まぁ、今回はとにかくアロンソにほんと拍手っ
よかったよっ!
おめでとうっっ!!


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