今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

コイントス

2011-08-30 14:12:19 | ブログ

海外からの手厳しい評価を受けながら新代表が決定しましたが、ほんとうに大変な時期に引き受けた勇気は讃えなければなりません。もともと本命視されながらも、数の論理を翳しながら圧力をかける"ウラ番"に怯え、話しがわかると思ってた奴から土壇場での裏切りなどリーダー(指導者)選びが紛糾する現在の国政に少々あきれます…

ところで国家を形成するのは議員ではなくて国民です。ルソーは社会資本論で『国民は自分たちの意志(一般意思とは個人の利権ではなく民意を尊重する)を守ってくれるはずの国家に自分たちの財産を託す』といっています。しかし最近ではチュニジアの暴動を発端とし、民意をまったく無視してきた独裁政権が次々と倒されています。当然と言えば当然のことなのですが果して現在の日本で民意は解されているのでしょうか?

今回の代表選はどうなのだろう?党を二分して多いほうの意見をのむということですが…

"コイントスは決して公平ではない…"スイスの数学者ベルヌーイは"過去の試行の結果は将来の結果について何も情報をもたらさない"独立した試行であるとしています。前回"オモテ"が出たから次は"ウラ?"それを裏付けるモノは何もなく、そのつどつどの状況次第となります。

『前任者は何と言ったか知らないけれど、オレはこれ(増税?)』

『私が選ばれたらマニュフェスト復活(三党合意はなし!)』

などなど、また好き勝手始めるつもりだろうか?人気取りのリップサービスやパフォーマンスは無用です。沖縄米軍基地移転、尖閣諸島領土、東北大震災復興支援や最近の為替レートなどなど国策としてしっかりとしたビジョンと長期的な視野に立った指導力を示してほしいです。