ゴルフボールとワイン(歓)
「折角の卒業旅行なのに」と次女が心配していた天気もなんとか持ちこたえ機嫌よく帰ってきた。2泊3日でのUSJということで十分に満喫できたのだろう。いつもの如く要は得ないが言いたいことが山ほどある様子にワタシも嬉しい。
そして何よりテンション高いのが妻・・・明らかにムスメとは違う視点で楽しんできた様子で、これまた要を得にくいが言いたいことが山ほどある様子。
USJの話しかと思えば、バスでの出来事、飛行機の羽根の色が何たら(?)その他いろいろ話が尽きない。
中途半端な返事をしてると機嫌がわるくなるので、既にヨッパラッタ頭をフル稼働させながらもっとも適しているであろう言葉を探しながら話しを整理していく。
ウォータースライダーなど水に濡れるのが嫌でアトラクションに載りたくないというムスメと、「ここに来て載らんでどうする?」というハハ。
ユニバーサル看板映画のリアルな3D映像と迫力ある音響が怖いというムスメと、「それがいいんじゃない!!」というハハ。
およそ想像ができそうで、しかしお互いの立場が逆転したような母娘の会話にワタシがいなくてよかったと安堵する。
『およそ危険に躰をさらしてまで何故そんなアトラクションに載らんといけんのか?』
『耳鳴りがしているうえに乱視のワタシにとって3Dショーは拷問に等しい!!』
などという少しピントのずれたコメントで興醒めさせること間違いなし。
結局は舗装路の上を歩き回って悲鳴をあげる腰を庇いながら、ベンチで缶ビール飲んでるアカラガオのワタシを冷めた眼で見る母娘が想像できる・・・
ここは素直に「楽しそうで好かったねー!!」
ということでお土産のゴルフボールとワインに喜ぶワタシです。
拝