親元を離れることで全てが上手くいくと思い描いた大学生活を自ら苦い色で塗りつぶしていた。
「何のために…」
すべてのこと、モノ、ヒト、出会い、ジブンはなぜ存在しているのか?
音が消えた夜に眠ることを惜しみ、強い酒を胃に流し込み二日酔いで腐ったような眼をしながら授業中は居眠りする毎日だった。
唯一の救いは数少ない仲間たちとふざけ合うことで得る意味の無い安心。
そんな時にクラブの同人誌に同級の女生徒が投稿した作品名をなぜか今でも覚えている。
「こわれたハンバーグ」
一人暮らしを始める彼女に料理を覚えさせようと母親が教えたレシピがハンバーグ。
料理に対してさほど苦手意識もなかった彼女がトライして初めて知る奥の深さ。見た目はともかく味で勝負のはずが…
細かい内容は忘れてしまったが今更ながら知った母親の偉大さについて綴っていたと思う。
そして写真は大学1年生の娘が作ったオカラハンバーグ。決して美味しそうには見えない。しかも見事にこわれている(笑)
この作品を見て遠い昔のことを思い出したが、ところで娘は母親の偉大さに気付いただろうか?
「何のために…」
すべてのこと、モノ、ヒト、出会い、ジブンはなぜ存在しているのか?
音が消えた夜に眠ることを惜しみ、強い酒を胃に流し込み二日酔いで腐ったような眼をしながら授業中は居眠りする毎日だった。
唯一の救いは数少ない仲間たちとふざけ合うことで得る意味の無い安心。
そんな時にクラブの同人誌に同級の女生徒が投稿した作品名をなぜか今でも覚えている。
「こわれたハンバーグ」
一人暮らしを始める彼女に料理を覚えさせようと母親が教えたレシピがハンバーグ。
料理に対してさほど苦手意識もなかった彼女がトライして初めて知る奥の深さ。見た目はともかく味で勝負のはずが…
細かい内容は忘れてしまったが今更ながら知った母親の偉大さについて綴っていたと思う。
そして写真は大学1年生の娘が作ったオカラハンバーグ。決して美味しそうには見えない。しかも見事にこわれている(笑)
この作品を見て遠い昔のことを思い出したが、ところで娘は母親の偉大さに気付いただろうか?