Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

CONCIERTO PARA UNA SOLA VOZ

2015年03月19日 | 毎日の話

Ginamaría Hidalgo(ヒナマリア・イダルゴ、この呼び方でいいと思う)という歌手をご存知だろうか。アルゼンチンのブエノスアイレスの歌手で、我々の世代ではちょっと有名な歌手です。今から40年ほど前に、BARBARAと同じ時期に来日している。名前を知らなくても「ふたりの天使」という曲はご存知だろう。

原曲はCONCIERTO PARA UNA SOLA VOZ、と書かれているので「ひとつの声のための協奏曲」と訳せるが、なんで「ふたりの天使」なのだろう?

 

インターネットの時代、スペイン語でもある程度翻訳はできる。意味がわかればこれも理解できると思い、しばらくかかったが、訳してみた。半分は、いや、かなり適当だが。この歌手名と曲で検索すれば、ユーチュープで聞くことができる。1927年生まれの彼女。惜しくも没後10年経ってしまった。

 

Llámame, 私を呼んでみて

cuando tengas que sentir mi cariño 私の愛情を感じることが必要な時は

cuando te duela el corazón  貴方の心が痛む時に違いない

cuando se crucen por tus ojos los míos 貴方が私の目を見つめる時

cuando escuches mi canción 貴方が私の歌を聞く時

cuando no puedas encontrar tu camino 貴方の進む道がわからなくなった時

llámame y veras 私を呼んでみて、そうすれば貴方は見つけることができる

que soy la voz que se transforma en mujer 私の声であり、私が大人になったということを

soy el origen del ser 私が存在していることが始まり

estación del mundo que has de tener 貴方が生きていかねばならない世界はここなの

abrázame así 私を抱きしめて

y volverás a ser feliz,  そして、貴方は幸せになるの

volverás a revivir,  貴方は、元気を取り戻すの

volverás a mi, con amor. 貴方は、きっと戻ってくるの愛とともに

¿por qué es así?  なぜ、そのようになってしまった?

por que siempre será así 貴方の声はいつでも存在する

cada vez que tú me llames, 貴方が私を呼ぶたびに

amor それは愛

 

なんてところかな。これじゃ、捨てられた女が、彼を思い悩んでいる歌じゃないか。彼に戻ってきてと言っている。ブエノスアイレスの濡れた石畳を窓から見ながら、涙を流しながら歌っている女性がそこにいる。

じゃ、なんでふたりの天使なのか。和名の曲名は信じちゃダメだね

ユーチューブの埋め込みができそうだ。Taniaが歌っている迫力の歌声をどうぞ。

Tania Libertad - Concierto para una Sola Voz

でも、私はGinamariaの歌い方の方が好きだ。

Concierto para una sola voz - Ginamaria Hidalgo


火山性ガスによる死亡事故

2015年03月19日 | 毎日の話

雨の朝。と書いてはみたものの、文書が湧いてこない。相変わらず中指は腱鞘炎が確実で、昨年の手首の腱鞘炎より楽だが、あの注射を思えば、この程度の痛みは問題無い。膏薬を貼って指を保護しているので、今日一日もってくれればいい。

 

昨日は、乳頭温泉で硫化水素による死亡事故があった。三名がなくなったようだが、昔も結構こんな事故があった。先週、ちょうどあるレポートの作成のために、これら事故の原因を調べていた。

 

 整理しレポートした文書を転写すると、

「火山ガスでこのような死亡事故が発生したのは、1951年に箱根で温泉客が2名死亡の記録が最も古い。原因の火山ガスの成分は、全体の80%がH2S(硫化水素)で、次いでSO2(二酸化硫黄)が原因となっている。 SO2による事故は、阿蘇山で発生しているだけで、阿蘇山は中岳火口からHCl(塩化水素)やSO2を多く含む火山ガスが放出されていること、その火口縁に年間100万人近い人が立ち入る観光地であること、これまで被害にあった人の多くは喘息の持病があり、低濃度のSO2によっても発作を起こしたことなど、阿蘇山のSO2によるガス災害は特殊である。 また、日本でのCO2(二酸化炭素)によるガス事故は、八甲田山だけであるが、死には至らない火山ガスによる中毒事故は各地で多数発生している。これまでの多くの火山ガス事故は、H2S、SO2、CO2 などの成分が空気に比べて1~2倍重く、低い場所にたまりやすい性質であるため、火山ガスが噴出している周辺の窪地や谷地形などで発生している。特に無風・曇天の時には、噴出した火山ガスが拡散しにくく、地表近くが高濃度になりやすいために事故が起こりやすい」

のである。だから、雪の多い場所で、露天風呂でも雪が周りに高く存在する場所ではこんな事故が起こる。火山地域では、低い場所や窪地に入ってはならないのだ。

 

ガスの重さを考える必要がある。これも理科の実験をちゃんと小学生の時から教えないからであって、亡くなった方達には非はないが、少し考えたほうがいい。先日田沢湖の写真を載せたのが悪かったのだろうか。事故はこの近くの温泉である。ガスの噴出する窪地には絶対に入ってはダメだ。