Jerry Emma Laura Piano

Mina, Dalida, Barbara, Laura, Lara....美人大好き! あっ、Mihoが一番好き

Mercedes Sosaと讃岐うどん

2015年03月23日 | 毎日の話

南に来ているわけではないが、夕暮れにMercedes Sosaの「南に帰ろう」という定番を聞いていた。Roberta Granaの歌い方が好きだが、作曲者のピァゾラとの共演はなかなかいい。YouTubeで検索すると、ヒット回数は少ないが、賢明な投稿者もいるものだ、ちょっとリンクを貼らせていただいた。

Vuelvo al Sur ~ Mercedes Sosa - Astor Piazzolla

讃岐うどんは、弘法大師(空海)が中国から持ち帰ったのが始まりと伝えられてるらしいが、そもそもあの当時、弘法大師はそこら中に出没しているので本当かどうかわかりはしない。実際に満濃池は本当に彼が采配したのだろうか。

 尤もらしく、弘法大師が長安から806年帰国し、持ち帰ったのが「うどん製法」と「小麦」だったと言われている。一方、讃岐ではうどん作りが今から約300年前から盛んになったというから、この年代の差は説明できない。讃岐うどん研究会会長の真部氏は「諸国皆有之 而讃州丸亀之産為之上 為饅頭色白」一文をあげて発祥の地を強調しているが、よく読むと、白い饅頭が讃岐丸亀の産と書いてあるだけで、この地が上質の小麦の産地であったかどうかは説明されていない。

思うに、うどん作りに不可欠な塩の産地が瀬戸内にあり、 だしになる小魚が獲れ、小豆島は有数の醤油生産地であったこと、そして水不足で米がまともにできなかったことで、必然的に「うどん」作りが生まれたと考えたほうが理論的だと思う次第。これは鹿児島のサツマイモや、大根もその一例だろう。 

しかし、うまいものは美味い。昼ご飯に「ぶっかけうどん」を頂いた。濃いめの出汁をかけ、すり生姜とネギ、ゴマ、そして天かすだけであるが、実に美味い。能書きを書いても仕方ない。美味かった。


Mimosaが朝日に輝く

2015年03月23日 | 毎日の話

久しぶりの四国、昨夜離陸が遅れ、到着も遅れた飛行機で高松空港に降り立った。空港そばのホテルにチェックインしたのは日が暮れていた。いつものように日の出前に目覚めると、幾つかのため池が点在しているのが見える。土手脇に黄色いミモザの花が日の出とともに輝いている。

ラテン語の発音はミモサ、そう、「ミモザ」ではない。英語発音はマモゥサとなりあまり響きが良くない。日本語のミモザはフランス語の読み。日本では、ある時は英語、ある時はフランス語と色々あって語源を遡ると、これまた面白い。ミモザはマメ科オジギソウの総称だが、アカシアの木の一つであるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだらしい。だから大抵、群れなして咲く樹木の黄色の花を見たらミモザと言って間違いない。

ミモザというとカクテルがある。champagneとorangeで作るカクテルは、黄色のカクテル。正式名は 、Champagne à l'orangeだから、スパークリングワインで作ったカクテルは、そう呼んではいけない。

日本では、スパークリングワインでも、シャンパンと呼んでしまうからどうでもいいといえばいいのだが、champagneにはプライドがあるから、ミモザを頼む時はちょっと気をつけたほうがいい。お値段にも。

では、これから四国の山中に向かいます。