主婦 ときどき 笛吹き

主婦moyuの笛ブログ

2種類の音源を聴き比べてみた。。。

2015年01月13日 | アンサンブル(主にフルートアンサンブル)
昨日の本番の行事が終了した時に、会場となったホールの方がそれぞれの演奏の録音をCDにしてくださいました。まずは車の中で聴いてみる。。。家のプレイヤーでも聴いてみる。。。
この録音は舞台の真上につりさげられているマイクが拾ったものです。マイクが近い分、自分の耳で聴こえているような感じです。
一方、客席でマイクをセットして録音したものもデーターで送ってもらいまいした。こちらはお客さまが聴こえているような感じだと思います。

・・・で、どちらがいいかと言うと、客席マイクで拾った音の方がよく音が飛んでいるように感じます。
私は2楽章の最後の低音で、息が足りなくてPPPよりもさらに小さくて消えそうな「カスミッシモ(笑)」の低音の音になってしまったんですが、音を出そうとせずに、とにかく唇の力を抜いて、音が消えない程度の音量をキープしました。自分的には客席にはこの音は聞こえないだろうと思ったほどです。ところが、録音にはちゃんと聞こえるように入っていました。吊り下げマイクでは「カスーッ」としか聴こえませんが・・・。不思議なことですが、近くで聴くのと、会場で聴くのとはかなり違うんですね。

私は数年前からそんな事を意識し、遠鳴り・・・つまり、客席に音を飛ばす奏法が出来るようになりたいと思っていました。それがやっと出来つつあるように思いました。もちろん、購入したアルタスPSという楽器に助けられているのもあると思います。楽器と私の相性がやっと馴染んできたのかもしれません。

本番を経験することで、自分の音作りを見つめることが出来ました。
さらにいい音が出せるように努力したいと思います。