主婦 ときどき 笛吹き

主婦moyuの笛ブログ

NHK番組で・・・

2015年01月30日 | 音楽(音楽情報、コンサートなど)
関西熱視線という番組で、「ラストコンサート~大阪 淀工吹奏楽部~」というのが放映されました。
淀工と言えば、吹奏楽コンクールの常連校で、全国大会での金賞受賞は最多です。
部員のほとんどが初心者で入ってくるにも関わらず、たいしたもんです。
放送の中のインタビューで、顧問の丸谷明夫先生のことばが印象に残りました。
「どれだけひとつひとつの音に自分の気持ちを表現するか。。。ただ指を動かして音をだしているだけでは死んだ音になる。死んだ音をいくら合わせても死んだ音にしかならない。気持ちがこもった音は多少悪くても、それは生きている音楽になる。」
というようなお話でした。(うろ覚えで丸谷先生が話された言葉とは違いますが・・・)

音楽は表現する芸術。
テクニックだけ素晴らしくても、聴く人には感動してもらえないんですよね。
2~3年前に高校の吹奏楽コンクールを聴く機会があり、この淀工の演奏を聴きました。
ステージに立つ瞬間(舞台袖から出て来る時から)その表現する意気込みは感じられました。
演奏で音を出す瞬間からではないんですね。
とても厳しい指導をされていると思いますが、生徒たちに厚く信頼され続けている丸谷先生の笑顔と涙が素敵でした。
みっちり音にこだわって練習する3年間の後、楽器を続ける子どもたちはどれぐらいの割合なのかな?
長く続ける子どもたちが育ってくれたらいいな~と思いました。