Stay Homeで断捨離をしていたら、10年以上前に購入したBose のSoundDock が発掘されました。
これは、Appleのipod等のポータブルプレーヤーをドッキングさせて高音質・大音量で聞くことができるスピーカーなのですが、初期タイプのため外部入力端子が無くipodにしか使えません。
すでにipodを処分してしまっており、値が付くものであればフリマサイトに出品しようと検索すると、同機種が多数出品されていましたが、多くが売れ残っており、あまり需要がなさそうです。
せめて外部入力ができればまだ使い道があるので改造できないかとネット検索してみると、やはり同じことを考え、かつ改造ポイントを公開している人が沢山いました。
本機は、ipodを接続すると自動的に電源が入るようになっており、2kΩの抵抗を使って疑似的にipodが接続された状態を作ってやるのがポイントのようです。
オーディオ信号の入力ポイントは色々あるようですが、ipodが接続される30ピンコネクタ周辺を改造するのが一番シンプルだと思われます。
同じ基板に黒い24ピンのコネクタが付いており、そちらの方が周辺パターンが大きいので改造しやすと思います。
以上をふまえ、今回採用させていただいた改造ポイントを整理してみました。
特殊ネジが使われていて、分解には星形ドライバーが必要でした。
改造ポイントは、すべてこの基盤上にあります。
非常に細かいパターンのため、ハズキルーペは必須でした。
あとは、本体の裏面にミニジャックを取り付けます。
ケーブルは、グルーガンで固定しました。
ジャックは、BOSEのシンプルなデザインを壊さないように、サイドに取り付けました。
携帯用ラジオをつないだら、一発で動作しました。
さすが BOSEです、とってもいい音がします。
燃えないゴミ行き寸前のジャンクを無事救出することができました。
さらにグレードアップするために、Bluetoothレシーバーを接続しました。
スマホの音楽をBluetoothで飛ばし、最新Bluetoothスピーカーの完成です。
【追記:2023/02/18】
kama様よりコメントで情報を頂きました。
本体を改造することなくまったく同じ機能(ミニジャックによる外部入力&bluetooth)を実現できるユニットがあるそうです。
私は実際に使用しておりませんので無責任モードですが、ハンダごてを握らず最新Bluetoothスピーカーになるのは魅力的ですね。
用意する部品としては2kΩとミニジャックと多少のケーブルだけでしょうか?
そうですね。抵抗とジャックとケーブルです。
ケーブルは3芯以上のものがあれば良いです。
コネクタピンの半田付けで、他のピンをショートさせないように注意すればあとは難しいところはないです。
成功を祈ります!
↓こちらの商品です。
ZIOCOM 30ピンオーディオアダプター
コメントありがとうございます。
半田ごてを握らず、まった同じことが出来るものがあるんですね!
それもこの記事を書いた時期とほぼ同じ頃に発売されていたようで。。。
調査不足でした。(^^ゞ
折角の情報ですので、本文に追記させていただきますね。
ありがとうございました。