OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。明日の活力にと、スパイスの効いたサプリのような。

●HF伝搬のおもしろ味。

2024年10月18日 | アマチュア無線

HFのSWLを通じて『バンド内を俯瞰で見られる』のは、何度も書いているくらいに『おもしろいなぁ』と感じます。

【写真:30mB(10MHz帯)で、南米ウルグアイは21時台に入感していた】
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◆HFのSWLは『24時間』遊べます。
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ま、健康を害してはいけませんので『24時間体制』はオススメしません、hi。

 

ハイバンドの21MHzを中心に運用していたら・・・。

 

早朝から、北米→中米→南米・・・と、

パスの開く方向が『移っていく』のが手に取るようにわかります。

昼間は、アジア、オセアニアが中心ですが、

ひょこっと南米のパスが開くこともあります。

夕方の日没前あたりからEU方面のパスが開きます。

アフリカもパスが開きますが、

アクティビティが低いものの、

メジャーなエンティティは、それなりに交信のチャンスがありますね。

 

FT8はDXのオープンが長いですが『メリハリ』がなく、ちょっと難儀することも。

 

CWやSSBは、FT8よりオープン(聞こえる)は短く、

その分『メリハリ』を感じます。

Digitalモードは『安定的に予測しやすい』のがありがたいですが、

向こうからの電波は届いているものの、

なかなか、こちらの電波が届かず交信に至らない・・・。

まぁ、私の設備が貧弱な責なのですが。

 

南米は、JAから見て『地球の裏側』で『対しょ点』と呼ばれています。

 

アルゼンチンやウルグアイなどは、

南米の中でも比較的交信のチャンスが多く、

そのパスが『無数にある「対しょ点」』なためか、

FT8で見えていたら、たいてい交信できるのが楽しいですね。

 

ただ、北米やEUと比べるとアクティビティが低いのが難点です。

 

10・14MHzのミドルバンド、7MHz以下のローバンドを組み合わせると、

昼間はハイバンドで北米、中米、南米、EUと夕方までは確実に遊べます。

夜間はミドルバンドやローバンドにシフトすれば・・・。

 

まさに『日がな一日、地球規模で楽しめるグローバルな趣味』です。

 

大事なことは『こまめなワッチ』に尽きます。

夜間楽しめるミドル&ローバンドは、

波長もだんだんと長くなるため空中線の規模も大きくなりますが、

とはいえ、7MHzの北米・西海岸あたりは、

FT8で50Wにモービルホイップでも相手にしてくれる局がいます。

 

楽しみ方は人それぞれとは言いますが。

 

夜間パスが期待できる時間帯に、

430MHz帯・FM・メインローカルで時間を潰すのはもったいない気がします。

一時期『7MHzだけの運用』をしていたことがあります。

 

・昼間は、FT8で国内(7.041MHz)

・夜間は、FT8で海外(7.074MHz)

 

相当な数の局と交信ができ、AJA、WASA-HF、WAC・・・なども完成しています。

 

今は、SWL向けの『6大陸-AWARD』にもチャレンジしていますよ。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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