CQ-hamradio誌・9月号のP36~P81に『電子QSL最新事情』の特集が掲載されています。『hQSL』『eQSL』『LoTW』『QRZ.com』の4種類が詳しく解説されています。私はeQSL・LoTW・QRZ.com・clublogの4種を使用しています。これらは、すべてがクラウド上で利用できる点が優れていると思っています。ハムログユーザーではありますが、e-mail設定が必要で『QSLがメール添付』なのが、性格に合わないので使っていません。設定自体は何も難しくないのですが、世界2大QSLである『LoTWとeQSL』をやっているのに『JAに限ってだけ、なんでわざわざガラパゴス式に合わせないといけないのか?』という『しょーもないこだわり?』があり、今後もhQSLはやるつもりがありません(笑)。
【写真:絵柄が欲しけりゃ、eQSLでよろしいがな】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆世界標準に合した方が『アマチュアは国際的』だと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
hQSLを否定しているのではありません。
単に『性に合わないだけ』のコトなのですが、
JARLの紙カード遅延問題を避けるだけなら・・・
手間暇かけて『hQSLの設定を、なんでわしらがせんといかんのか?』です。
ま、ボヤきは、この程度にしておきます。
8月22日は公休日で、久しぶりに『ムセン三昧』を堪能しました。
この表は、QRZ.comに載せている交信ログです。
上から5番目に『UT2UQ』という局と交信していますね。
これは『ウクライナ』の局で、21.140MHz(FT4)での交信です。
QRZ.comでも『Cfm』を表す『★印』がついていました。
eQSLも届いており、さらにLoTWでもCfmしてくれていました。
▲これが、eQSLでのCfm。一部『文字化け』していますが『ご愛敬』です。
▲LoTWでもCfmされています。
▲詳細は、こんな風になっています。
▲QRZ.comには、彼のQSLカードが掲載されていました(UT2UQのページから引用)
何が言いたいか・・・。
JARLの紙カードが『1年かかる』のは『JARLの問題』と考えています。
私は、ハムログユーザー登録していて、同じハムログユーザーならば、
私のコールサインを入力して頂ければ『メッセージ』が表示されます。
『ペーパーレス推進。FT8はeQSL』と表示されます。
要は『FT8でのJAとの交信はeQSLで対応します』という意思表示です。
紙カード遅延については『JARL』が主体的に動いて、
eQSLのようなクラウド上での電子処理をやってほしいと思っています。
できないのなら、ドイツみたくeQSLと提携関係を締結すれば済むと考えています。
もちろん、メール等で『紙カード』を要求されれば郵送で発送しています。
さて、hQSLとeQSL、どちらがカンタンか・・・。
私は、eQSLの方がカンタンだと感じました。
hQSLに関しては、それぞれの局が『どのようなメール環境なのか』で、
事情も異なってきますし『hQSLがJA標準』というのは『おかしい』と思っています。
そもそも論ですが。
JARLの不手際や電子化の棚上げをはじめ、
JARL登録クラブや記念局が、万枚単位でQSLを1-wayで送るから、
これだけJAの局数が減っているにもかかわらず『渋滞遅れ』が生じているのです。
e-mailで受領やCfmチェックの手間をかけて遅延解消に協力する気はないのです。
Digitalモードに関しては『eQSLとLoTW』で十分ですし、
なんで、hQSLが『マイブーム』みたく『熱狂的』になるのか、わかりません。
ADIFで十分じゃないか・・・と思っています。
ADIF(Amateur Data Interchange Format)ファイルは、
アマチュア無線の交信記録データを、
異なったソフトウェア間でやりとりする時に使用する、
統一データフォーマットファイルのことなのです。
文句を垂れていますが、JARLは退会しません(笑)。
私のスタンスは『AWARD』をやることで『趣味としてのカルチャーを構築したいから』です。
もう、いまどき『アマチュア無線技士である必要はない』とも感じます。
資格の名称こそ『~技士』ですが『やっていることは「愛好家」レベル』です。
・なんでQSL(Cfm)が必要なのか・・・AWARDを続けるために必要
・ADIF(Amateur Data Interchange Format)を活用しましょう
・世界二大QSLシステムの『LoTWとeQSL』でも、おおかた遊べる
最近のラグチューを聴いていると『hQSL』が、
けっこうな話題になっていますが、
私は『ラグチューネタが不足しているのかな?』と感じます。
あるJARL登録クラブの『技術講習会』でも『ハムログとhQSL』が開催されていますが、
それの、どこが『技術の講習なの?』とも感じます。
hQSLをやるには、まずハムログユーザーが必須条件です。
ハムログユーザー登録には『本人確認』も兼ねて、
~@jarl.comのメールアドレスが必要です。
JARL非会員でノーカード派の方は『取り残される』と思います。
また、ノーカード派の多数は『LoTWとeQSLを知らない』とも聞きました。
意外と運用者が少ないところから移動運用されていることもあったりすると、
無理を言って、SASEで紙カードをお願いしたこともあります。
運用だけの『マイブーム』は、必ず『飽き』がきます。
今後、JAのアマチュア局も『激減は必至』が目に見えています。
JARLも『存続自体がどうなるか見当もつかない』のが実情です。
7年後の2030年頃には『サイクルボトム』を迎えますし、
今の再開組や新規開局組も『マイブーム』が去って、
アマチュア無線をやめてしまう局も増えるでしょう。
試算では『100,000局程度に減り、アクティブ局は20,000局くらいになる』とも。
ブラックボックス化した無線機を『いじる人』も、ほとんどいませんし、
やっていることは『アマチュア無線通信士』『アマチュア無線愛好家』です。
となれば『電気の趣味』ではなく『カルチャー(文化)』だと考えています。
・今まで:理系の趣味
・今後は:文系の趣味
何のためにQSLが必要なのか、もっと掘り下げて考えてみませんか。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。