JH7UBCブログ

アマチュア無線 電子工作 家庭菜園など趣味のブログです

7MHz CW 送信機の改造と交信テスト

2020-04-23 17:04:46 | アマチュア無線
 先月製作したPIC12F1840+Si5351A BS170 7MHz CW送信機を若干改造し、本日交信テストをしました。
 改造点は、送受信の時のアンテナ切り替え回路の変更です。具体的には、今までFET BS170によって送信時にアンテナとの接続をカットする方法でしたが、この方法ですとキャリブレーション時に受信機のSメータは9+40dB、送信時は、フルスケールになります。自分の信号の受信音とサイドトーン代わりに使っていますので、相手の信号の受信音との間に音量の差がありすぎて、交信しずらい状態でした。
 
 そこで、古典的なリレーによる切り替え方式に変更しました。回路図です。

 この変更により、キャリブレーション時のSメータの振れは9程度、送信時は9+40dBとなり、交信しやす音量で自分の信号をサイドトーンとして利用できるようになりました。
ただし、リレーのカチャカチャという音が聞こえるようになりました。でもヘッドホンをして交信するとあまり気にならない程度です。

 送信機の内部の様子です。上の方にリレー回路が見えます。

 交信テストの様子です。

 3エリアのQRPP局(出力0.5W RST539)とも違和感なく交信できました。
 しばらくこの状態でテストしてみます。