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HPノート Pavillion dv6 2000 CPU換装 その1

2020-06-06 08:04:59 | パソコン
 シャックで無線用に使っているHPノート Pavillion dv6 2000は、HDDをSSDに換装してありますが、パフォーマンスは、それほど変わりませんでした。
 また、SDR用のRockyでは、処理にもたつきが見られます。FT-8用のソフトのWSJT-Xにいたっては、満足に動きません。
 そこで、パフォーマンス向上のために考えたのが、禁断のCPU換装です。現在のCPUは、AND Sempron M100(2GHz)です。ネット上で交換可能なCPUを調べるとAMD Turion Ⅱ Ultra Dual-Core M600(2.4GHz)というのがありました。どちらもCPUソケットは、SocketS1G3です。
 既に換装した方のレポートがありましたが、少し心配があります。一つは、CPUの消費電力の違いです。Sempron M100が25Wに対して、Turion M600が35Wと10W大きくなり、発熱も多くなりますので、現在のファンで十分な冷却効果が得られるかということ。二つ目は、電源(ACアダプタ)等が大丈夫かということでした。ま、換装している人がいるんだから大丈夫だろうと思い、Turion M600を購入することにしました。

 ネット上をあちこち探したのですが、けっこう高い。せいぜい2,000円程度の物はないかと探すとAmazonに2,147円のものを見つけました。当然中国からの発送です。
 2月18日に発注しました。折しも新型コロナウイルス感染症が中国で猛威を振るっていたころです。普通中国からの発送ですと、2~3週間で届くのですが、急ぐわけではないので、遅れても2か月もあれば届くだろうと高をくくって発注しました。

 2月、3月、4月と過ぎ、5月になっても届きません。しびれを切らして、Amazonにメールで問い合わせると、コロナの関係で品物が税関から戻ってきたとのこと。(ほんとかな・・・)
 再発送を依頼して、追跡番号を知らせてもらいました。5月14日まで中国国内を移動している様子が確認できました。
 果たして、いつ届くのか。郵便箱を毎日覗くのですが、届きません。そして、6月1日にようやく届きました。再発送から3週間というところです。

 メモリーケースのようなプラスチックパッケージに入り、まわりをプチプチで2重に包装されていました。取り出してみると
 確かにAMD Turion Ⅱ Ultraと書いてあります。
 裏返してピンを確認すると
 丸印のように、数本のピンが曲がっています。
 値段からしても、新品ではなく、使用済みのパソコンから取り出した中古品です。
 ルーペで拡大してチェック。曲がっているピンは、まっすぐに直しました。
 動作すれば問題なしです。

 さて、いよいよCPUの交換作業にかかりますが、それは次回につづく。