Raspberry Pi Pico L CircuitPython + MuIDE環境で、2.2インチTFTの表示テストをします。
接続回路図です。2.2インチTFTディスプレイは、SPI接続で、コントローラは、ILI9341です。
TFTとPicoの接続は次のようにしました。
TFT Pico
1 Vcc 3V3OUT(Pin36)
2 GND Any Pin
3 CS GP13(Pin17)
4 RESET GP14(Pin19)
5 DC GP15(Pin20)
6 SDI(MOSI) GP7(Pin10)
7 SCK GP6(Pin9)
8 LED 3V3OUT
9 SDO(MISO) 接続しない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c8/0551dbafd722d576bc3615b0f003440c.png)
ネット上を探すとPicoでのILI9341 TFT表示例が見つかりました。
「Hello Raspberry Pi」というサイトの記事とスクリプトを参考にして、表示テストをしました。
まず、CircuitPythonのLibrariesダウンロードページからライブラリをダウンロードします。赤丸で囲んだmpyライブラリをダウンロードします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/06/3d9f841c29276f7d39378fe1edeb2e3a.png)
解凍したファイルのlibフォルダ内のadafruit_ili9341.mpyというファイルをPicoのlibフォルダ内にコピーします。更にadafruit_display_textというフォルダをフォルダごとPicoのlibフォルダ内にコピーします。これで準備は完了です。
先述の「Hello Raspberry Pi」というサイトの記事の中のExample Codeをコピペして、Picoのルート(CIRCUIPY)にcode.pyとして保存して、実行しました。
ところが、「TypeError: 余分なキーワード引数があります」というエラーメッセージが出て動きませんでした。あれこれ試して、どうやら「max_size= 」を入れると上記のエラーメッセージがでるようなので、Group指定の中から全てmax_sizeを削除したらエラーメッセージがでず、スクリプトが実行されました。
ブレッドボードとTFTの画面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/14/a4a5cc987e48cb166502501fad41862e.jpg)
文字表示され、5秒ごとに画面が90°ずつ回転します。
一応文字が表示されたのは、確認したのですが、MicroPythonに比べるとスクリプトがちょっと複雑だなと感じました。また、フラフィックスをどのように表示するか、まだよく分かりません。もう少し勉強してみようと思います。