Arduino UNO R4 (WiFi)のADCのテストをします。
Arduino UNO R3は、6チャンネル(A0~A5)のADCを持っており、分解能10bitで入力電圧に対して0~1023の値が得られます。
Arduino UNO R4(WiFi)でも6チャンネルのADCで、分解能は14bitに性能アップされています。
ただし、Arduino IDEのデフォルトでは、10bitに設定されていますので、例えば、
int val = analogRead(A0);とすれば、valの値は、0~5Vの電圧を0~1023の数字で読み取ることができます。
分解能を上げるには、setup()でanalogReadResolution(12);とすれば12bitになり、0~4095の値が得られます。また、analogReadResolution(14);とすれば、分解能が14bitになり、0~16383の値が得られます。
内部参照電源を使うには、setup()でanalogReferebce(AR_INTERNAL);とします。これで10bit分解能でテストすると1.5Vで1023となりました。
オプションで、INTERNAL_2_0VやINTERNAL_2_5Vとすると参照電圧が2.0Vや2.5Vになるらしいのですが、結果は得られませんでした。