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micro:bit MicroPython モールス符号解読器の試作

2019-11-21 13:00:50 | micro:bit

 micro:bitでモールス符号解読器を試作しました。

 符号解読のアルゴリズムは、Rspberry Piでモールス符号解読器を作った時と基本的に同じですが、簡単に説明します。

 pin0をプルアップしておき、信号をpin0に加えます。したがって、モールス信号のdot(短点)またはdash(長点)の時にLowレベル(0)になります。

 下の図はAの符号が入力された場合で、スタートビット1をMcodeにセットし、信号が入力される度に1ビット左にシフトして(2倍して)dotのとき0,dashのとき1を加えます。これによって、モールス符号をコード化します。

 Aの場合は、101ですから、10進数で5になります。この方法で、A~Z,0~9,/をコード化し、10進数の順に並べてoubunというリストを作っておきます。

 実際に入力されたモールス符号をコード化し、コードに応じた文字をリストから表示すれば、でコードされたことになります。

 デコードのタイミングは、Hレベルが短点時間の1.5倍程度になった時としました。

 

 スクリプトです。

自作のキーヤーにパドルを接続して、テストしました。

 

 普通の速度のモールス信号なら解読できます。

 ただ、文字表示が1文字だけですので、同じ文字が続いた時に前の文字と区別がつきません。

 やはり、文字を横に表示していくタイプの表示器(例えばLCD1602)の方が解読器には適していると思います。



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