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IC-756pro不調

2025-03-07 12:37:21 | アマチュア無線
 今週水曜日(3月5日)、FCWA(福島CW愛好会)の交信会のため、20時頃シャックに行きました。当局は21時からの3.5MHz帯でのCWによる交信会のキーっ局を担当しています。いつものようにストーブをつけてから、リグのスイッチ入れました。

 VHF用のIC-991とローテータ、HF用のIC-756PRO、自作パソコンと順にスイッチを入れます。IC-991はOK。めずらしくローカルのCQが2mで聞こえます。ところが、IC-756PROはスイッチは入ったのですが、Sメータが振り切れ状態で、受信状態になりません。そして電鍵をたたいても送信できません。??????


 この症状は、ちょっと前にも出ました。その時はリセットして戻ったので、リセットをかけてみましたがダメでした。何度かスイッチを入れたり切ったりしましたが、ダメ。

 これでは交信会のキー局を務められないので、急遽サブリグのTS-570を引っ張り出してきて、アンテナ、電鍵などを接続してセットアップ。受信OK。ところが送信できません。長いこと(10年以上)使用してなかったせいでしょうか。SSBモードでは送信できました。CWはなぜダメなの?パニック状態になりました。

 取説を取り出してあれこれ見てみましたが、よく分かりません。結局この日の交信会キー局はあきらめました。待機されていた各局申し訳ありませんでした。

 翌日、IC-756PROの内部を見てみるために上カバーをあけてみました。


 更にこのカバーも開けると、こんな風に内部が見えます。


 焼け焦げたパーツなどは目視では見つけることができませんでした。

 ついでに、下カバーも開けてみました。


 開けたついでなので、リチウム電池CR2032を交換しました。これは今回の動作不良とは関係ないようです。

 電源を入れたり切ったりするとカチンとリレーの音がします。何回か入れたり切ったりしているうちに、正常に動作するようになりました。寒い所に放置したため、リレーの接触不調が起きたのでしょうか。

 このリグは購入してもう20年以上経ち、メーカーでも修理は受け付けません。ただ、ネットで検索するとまだ修理をしてくれるところはあるようです。良いリグなので修理をしようとも考えていますが、もう少し様子をみようと思います。

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