今週水曜日(3月5日)、FCWA(福島CW愛好会)の交信会のため、20時頃シャックに行きました。当局は21時からの3.5MHz帯でのCWによる交信会のキーっ局を担当しています。いつものようにストーブをつけてから、リグのスイッチ入れました。
VHF用のIC-991とローテータ、HF用のIC-756PRO、自作パソコンと順にスイッチを入れます。IC-991はOK。めずらしくローカルのCQが2mで聞こえます。ところが、IC-756PROはスイッチは入ったのですが、Sメータが振り切れ状態で、受信状態になりません。そして電鍵をたたいても送信できません。??????

この症状は、ちょっと前にも出ました。その時はリセットして戻ったので、リセットをかけてみましたがダメでした。何度かスイッチを入れたり切ったりしましたが、ダメ。
これでは交信会のキー局を務められないので、急遽サブリグのTS-570を引っ張り出してきて、アンテナ、電鍵などを接続してセットアップ。受信OK。ところが送信できません。長いこと(10年以上)使用してなかったせいでしょうか。SSBモードでは送信できました。CWはなぜダメなの?パニック状態になりました。
取説を取り出してあれこれ見てみましたが、よく分かりません。結局この日の交信会キー局はあきらめました。待機されていた各局申し訳ありませんでした。
翌日、IC-756PROの内部を見てみるために上カバーをあけてみました。

更にこのカバーも開けると、こんな風に内部が見えます。

焼け焦げたパーツなどは目視では見つけることができませんでした。
ついでに、下カバーも開けてみました。

開けたついでなので、リチウム電池CR2032を交換しました。これは今回の動作不良とは関係ないようです。
電源を入れたり切ったりするとカチンとリレーの音がします。何回か入れたり切ったりしているうちに、正常に動作するようになりました。寒い所に放置したため、リレーの接触不調が起きたのでしょうか。
このリグは購入してもう20年以上経ち、メーカーでも修理は受け付けません。ただ、ネットで検索するとまだ修理をしてくれるところはあるようです。良いリグなので修理をしようとも考えていますが、もう少し様子をみようと思います。
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