参院選まで5か月。
それかどうか、最近テレビで18歳に向けた取り組みが報じられる。
選挙権という「権利」が法的に18歳から行使できる。ただそれだけ。
自民党が言い出して法の整備をやったところに、「うさん臭さ」が見て取れる。
穿ちすぎか?
世界的に見ても先進国は18歳。それ以下のところもある。
学校でどう取り組むか政治をどう教えるかで、
教育現場も混乱・手さぐり。とか。
18歳といえばもう半世紀も前になる。
思い出すさえ難しい。
政治だけをどうこう考える前に、教育の中で日本の近現代史をどう教えるか。
そこに尽きるのでは。
私の頃の日本史は三学期末のわずかな時間に明治維新がなった。
そのあたりで終わったと思う。
今はどうか知らないが、きちんと近現代史を授業で取り上げ、
併せて経済のことも教えることが必要では。
小学生に疑似通貨で経営の仕方を実施させるなど、
意図するところが透けて見える。
いずれにせよ、学校の授業で模擬投票などやる必要はない。
政党が政策の中で18歳有権者に分かりいいように訴えることが肝要。
その中でどう考え行動するか、有権者の判断。
20歳以上であろうが18歳以上であろうが理屈は同じ。
興味がなければ投票所へ足を運ばない。それも選択肢のひとつ。
行って投票する。それも選択肢の一つ。
それぞれの政党がどう訴えるか。
学校で選挙権について模擬投票など必要ない。
子供らが「権利」をどう捉え行使するか。それは個人の問題では。