また聞きなれないカタカナが出て来たぞ。
漫談の世界で「どっちが勝ったかな?」ていうのがあったが。
それとは関係ないようだ。
現行の「ドント方式」に代わる議席確定制度っていうか。
そんな風に理解したが。
自民党は「県単位」で一人別枠にこだわりを見せる。
地域代表という側面をどうしても有権者にアピールしたい。
地域のために働く。地域に金を持ってくる。
国会議員は地域のためだけにあるのではない。
地域が抱える問題も国会の場で議論し解決する場であることも当然であろう。
だが、狭い意味で地域代表ではないはず。
ここのところが長いこと自民党政治を支えてきた。
前述したように選出された地域のために「金」を持ってくる。
道路を作る。橋を架ける。高速道路、新幹線、地方空港などなど、
数え上げればきりがない。
これが自民党議員の寄って立つ基盤。
これだけは崩すわけにはいかない。
比例代表制が単純で一番判りいい。
全国一区でなくていくつかの地域に分けて。
現行のブロックでも人口による比例で定数を定めることで
人口の増減があっても一票の格差が極端に拡がることはない。
一票の価値は限りなく1対1がいい。
自民党が提案するのは2倍未満といってもぎりぎりの範囲。
党利党略はやめにして公平な制度を。