武道をやっているとよく「無心」とか「無の境地」
なんて言葉が出てくるけれど、人間「無」には絶対
なれないものなのです。
例えば剣道で本当に「無心」になってしまったら剣
道している事すら忘れると言う事で、あれは「気」
を消して相手に隙を与えないようにギッチリ張り詰
めているわけで無心では有りません。
お坊さんだって座禅をくんでいるときに無心になっ
たらひッコろがります。
人間どんなにぼんやりしていても何がしか考えてい
るもので「無」にはなれません。
「無心」と言うのは「邪念を捨てなさい」と言うこ
となのです。
私のような邪の塊のような人間でも剣道やってたん
ですからこれくらいの講釈はしても良いでしょう(わ