クソ電話

アルバーノＬ０１である。
完全にハズレくじを引いた固体である。
ＳＤカードの画像だけが読み込み出来ないし、電
源入れなおすたびに消失するのである。
最後の手でオールリセットもしたけれど一緒だか
ら、完全にハズレである。

早く別の電話に替えたいのだけれど、７月まで二
年縛りがあるのでまだ我慢しなければならない。
ギャラリーの画像には思い出が一杯詰まっている
のでいつも一緒に持って歩きたいのだ。

消えるたびにパソコンから画像をまた注入するの
でそれ専用にパソコンに画像フォルダが作ってあ
る。
ＳＤカードも別段異常はなく、ＳＤカードだけ取
り出してみるとちゃんと画像フォルダは中にある
のだ。
要するにその画像をギャラリーが吸い出せないの
だ。

アルバーノはホームボタンなんかが物理キーにな
っているので電話機としては使いやすいのだがそ
のキーも効かなくなったり変な挙動をしたりする
のでもうこれは電話機自体の設計のチャチさが問
題であるのは間違いはない。
それが証拠にその後Ｌ０３まで相次いで新機種を
出した。

余程苦情があったに違いない。
今はＶ０１というＬシリーズから離れたモデルに
なっている。
今度替えるならそのＶ０１になるのだが去年の冬
のモデルであるから夏までにはまた新しいモデル
に代わっているかもしれないけれど、電話とメー
ルが出来て、肝心なのがファイルギャラリーであ
るからそこんとこよく調査しておく必要がありそ
うだ。

憂鬱な毎日

三月は私のトラウマの月なのでここの所精神的に
不安定な状態が続いている。

憂鬱で寝込んだり下痢が止まらなかったり、症状
は日に日に悪化している。
下痢もセンセに「精神的なものだからいくら下痢
止めだしても無駄だね」と、さじを投げられてい
るし、夜は全く眠れない。

東北大地震の事をテレビやラジオでしきりにやっ
ているけれど、死んでしまった人の事ならまだ諦
めが付くからまだマシだと思う。
こちらはある日突然家族が失踪してなしのつぶて
だ。
生きているのか死んでいるのかどこに居るのかも
分らない生殺し状態が２２日で三年になる。

三年間心の奥で苦悶し続けている。
帰らないなら帰らない、と、音信でもあればまだ
納得が出来るがそれも無しである。
独り放り出されて何の手がかりもない。
手がかりを全て消していったのは斡旋業者の手で
あり、住み込みで仲居をやっているであろうこと
くらいしか情報はない。

先日警察署から失踪届けが出てもうじき３年にな
るがどうするかと電話が来た。
もちろんこのまま続けて置いてくださいと言う事
にしたがそれで事件性があるわけでも無し警察が
動くということはない。
私の苦悩は誰にも分ってもらえないし独りで抱え
込んで傷をなめるしかないのである。