このところ体調がとても悪く結局お盆休みも一歩も外へ出なかった。
暇なのでアマゾンなんか見ていても、これといって欲しいものがな
い、と言うことに気が付いた。
買い物癖もうつ病の症状の一つであるとセンセに言われていたけれ
ど、それが治ったから購買欲がなくなったと言うわけでもなさそう
だ。
なんせ360万円もする車を契約してしまったからかとも考えてみ
たけれど、これもどうやら当てはまらないようである。
多分精神的にやられ続けて購買欲や物欲、食欲までもがズーンと落
ち込んでいるようであるのだ。
ただ、しかし、欲しい物は一つだけある。
「およめさん」
である。
「奥方」は籍を入れるつもりもなさそうだし、私に一つ欠けている
(いっぱい欠けているけれど)とすれば愛する異性である。
「奥方」は私が借金や子供さんたちの学資金を肩代わりした代わり
に私の身の回りのこと、掃除洗濯、ご飯の用意をしてくれているだ
けである。
過去に私は二度家庭を持って、5人の子供がいるけれど、顔を見る
ことが出来るのは一人だけである。
その子供ももうじき成人して独り立ちだ。
一緒に買い物したりご飯食べたり、抱っこして眠ったりすることの
出来る「およめさん」が欲しい。
こんなしょうもない私のことを好きになってくれる女性はまずいな
いことだろうから、一人でさみしく生きていくしかないのだろうか。