
画像は往年の高級機フジフイルムF810で撮ったもの。
曇りなので黒くつぶれているけれど拡大してみてもこれといって不
満はない。
A4サイズくらいまでなら伸ばしにも十分耐える。
まあただ古いカメラなので画素数が少なくても高感度に強いと言う
わけでは無くISO800までしかないから暗くなったらちょっと
難儀するけれど困るほどでもない。
あとこのF810は逆光に滅法強く、夕焼けの撮影でものすごくよ
く写る。
今のフジのカメラのようにフィルムシュミレーションなんてないか
ら細かくいじる事は出来ないけれどそのままで十分綺麗に写るから
これで十分なのだ。
ニコンのAPS-C一眼レフD40でも610万画素だったから面
積が広い分よく写るのでよく売れたのだ。
35mm判フルサイズで1600万画素、APS-Cで1000万
画素、豆センサーコンデジで600万画素で十分である。
ごく小さい物を精密に複写するとかでなければ3000万も400
0万画素も要らないのだ。
カリカリのコテコテの絵が好きならば超高画素機でもいいだろうけ
れど普通に撮るなら画素数控えめで高感度特性と諧調の広さを優先
したい。
私のD810はコントラストもカラーもかなりマイナスに振ってあ
るけれどそれでもまだDfの1600万画素に負けるからな。
今最近もう高画素競争が落ち着いてきて、勿論高画素機もあるけれ
ど、モデルチェンジしたら画素数減ったカメラも少なくないから落
としどころが分かって来たと言うか、いい傾向である。
とは言え今更600万画素まで落としたカメラは作ってくれないだ
ろうから昔のコンデジは貴重なのであります。
本日の種:フジフイルムF810