今回は12年前のコンデジに登場してもらおう。
リコーキャプリオR4(以下R4)である。
600万画素しかないというか、昼間ならこれで十分だという話だ。
まあこんなもんだがA4サイズくらいなら何の問題もない。
CCD機のこってりとした色乗りはこのカメラでは濃い・標準・薄
い しか選べないのでこのテストでは標準で撮っているけれどどう
だろうか。
わたし的には「薄い」の方で丁度良さそうな感じだがな。
お花もこの通りバッチリである。
これも標準で撮っているけれどやはり薄いにした方が良い感じじゃ
ないかと思う。
紫外線に当たらないようにチャチャッと撮ってきたので比べていな
いがまあ多分そうだろう、今充電中なのでまた後でか仕事に行った
時にでも撮り比べてみよう。
A4はもとよりブログサイズなら600万画素もあれば十分すぎる
と言うのが分かってもらえたらそれで良いのだ。
高画素=高性能ではない、画素数控えめな方が「綺麗な写真」が撮
れる場合だってあるのである。
私が高画素信仰者ではないのはこういうところで、コンデジなら6
00万画素で十分すぎると言うのはこういうことなのだ。
確かに緻密なマクロで描写が必要だとかそういう場合は高画素のほ
うがいいけれど、普段撮るには必要が無いという事であって、今持
ち歩いているのはニコンのS6800だけれどこれも倍以上の16
00万画素もあるけれど昼間撮る分には何もさして変わらないので
ある。
昼間撮る分にはと言うのは、この手の古いコンデジは高感度にめっ
ぽう弱いので夜は三脚(簡易なもので十分)は必要だと言うことだ。
もう一つ言えばR4とかこのくらい古くなると背面液晶が荒いのは
仕方がないけれど視野角も狭いので真後ろから見ないと昼間なんか
何が写ってるかわからないというのがあるけれど、昔はこれで手を
かざして日陰を作って撮っていたのだから問題にするほどではない。
あとは例えばR10やCX1と比べて小さいけれどその分分厚いと
かそういうところはまあ古いので仕方がないけれど、その分軽いの
でどっちもどっちである。
普段こういうもうそこらのお爺ちゃんくらいしか持ってない「まだ
それ使ってるの!?」なんていうカメラで撮っていて馬鹿にする顔
されたらバッグから短焦点付きのフルサイズが出てくると言う遊び
も出来る(嫌らしいやっちゃな)
だって昼間ならこれで何とかなっちゃうんだもんね。
だからコンデジ遊びは止められないのである。
ちなみにR4はハードオフで500円でしたとさ。
本日の種:フジフイルムXF1/リコーR4