ふとマナーモードの携帯を見ると、お袋から「父ちゃん危篤、」と。
危篤、の「、」の後はなんだよ、わけわかんねぇなと電話するとI
CUに放り込まれて機械人間になっているという。
しゃあねぇわな、大嫌いでも親父には変わりないからな、仕事中の
女房を拾って病院に向かう。
丁度姉貴が来ていたけれど、お袋はと聞いたら帰ったという。
なんじゃ、親父、配線だらけになってマスクされてるけれど喋るん
じゃん、何が危篤だ。
朝から調子悪かったらしく、買い物に出かけて帰ってきたらもうダ
メ状態なのでタクシーで病院に行ったのだとか。
あほう、そういうときに救急車があるんじゃ呼ばんか。
で、病名と言うか状態は「うっ血性心不全」なんだそうで、ついこ
の前健康診断で全部診てもらってOK貰ったのに何だという話。
放っておくと心筋梗塞で死ぬらしいので、ペースメーカー入れると
かそういう方向になりそうだ、心臓の機能が弱いんだってさ。
心臓バイパス手術をやった時に当時の技術で持って5年と言われた
のが技術の進歩と度重なるカテーテル手術で20年以上持っている
からな、元々あんまり強くは無いんだろう。
これでくれも正月もなくなったな、親父は病院でニューイヤーだろ
う。
まあ、後は病院に任せるしかないので、夜中に携帯電話がならない
事だけを願うしかない。
@ だってどうしようもない物ね