眠たいけれど

寝られない。

もう一ヶ月くらいまともに寝ていない。

だから爆発してるんだと思う。

けれど眠れないものは眠れないから仕方がない。

どうすればいいんだろうか。

独りで生きる人間

一番最初は小学校一年のときだった。

お掃除の時間に誰かが残して机に放り込んだししゃもが出てきた。
それを見ていた先公はすぐさまわたしを呼び「お前だろう」と言っ
てビンタされた。

わたしなはずがない、むしろわたしはししゃもは好物で残すはずが
ない。
で、散々問い詰められている時に早川という子が「僕です］と言い
に来た。
そしたら先公は早川には「よく言った」残すんじゃないぞ、それで
終わり、俺の立場はどうすんでしょうかね。

ある時レンコン判で絵の具で絵を書くというのが合って、好きなよ
うに書け、と言われたのでわたしはレンコン判を横にスライドさせ
た部分を作った。

それを見た先公は、こんなになるはずがないとまたビンタ。
好きなようにしろと言ったのはお前だろう、誰も押すに限るなんて
聴いてないぜ。

そんなこんなで小学校高学年にはもう誰のはなしも効かない立派な
問題児になっていた。

中学に入ってから暫くして、三年の番長に言いがかりをつけられた
ので殴り倒したらわたしが一年生で番長になった。

それから好き放題して、高校も授業中であろうがなんだろうが後ろ
でみんなで机集めてずっと大富豪やっていた。

街で気に入らない他校生は構わずぶん殴ったし、毎朝乗換駅で他校
生と喧嘩だ、負け知らず。

家でも小さいときから親の気分で叱られるという理不尽な生活をし
てきたからまともな人間が出来上がるはずがない。

だから今でも人の言うことは聞かないし、自分のことは自分で好き
なようにする。

今でもこんななりだから、チンピラやヤー公に絡まれるときもたま
にはあるけれど、喧嘩の前にそんなもん口で言い負かせるから怖く
も何とも無い。

子供の頃の情操教育がいかに大事かよく分かっているので自分の子
供には自由にやらせたら良い子に育った。

やってダメなことしか叱らなかったし、遅刻しようが学校にはちゃ
んと行ったし、優しい良い子に育ったのだ。

わたしは今でも性格は変わらない、昔のままだ。
だから人に嫌われるけれどかまやしない、嫌いなら嫌いで結構、お
前なんかと付き合うつもりもない、というスタンスを取り続けてい
る。

世の中弱っちい子供が多すぎる。
野っ原を駆け回ってどろんこになって帰ってくるような子供でない
とダメだ。