
昨晩思い出の中の親父と散々話して、結局一睡もせずに朝9時前に
実家に到着。
午前9時9分、家族揃って仏壇にまずはお参り。
坊さんが来るのが午前11時なので、お袋と色々話していたけれど
お袋も昨夜は流石に一睡もできなかったそうだ。
そりゃそうだわな、一番近しい人間だものな、色々考えるわな、わ
たし以上にね。
最後の晩、誰もついていてやれなかったのは、医者が「もう帰って
いいですよ」と言ったからだと皆そう言うと言っていた。
さて、坊さん登場でお経開始。
えらい分厚い、なんて言うのか知らないけれど、お経の書いた本み
たいなの、まさかあれ全部読むのか? と思ったら気が遠くなった。
昨夜っから座りっぱなしで腰がすでに限界に来ているのに、あれ読
むのか、と。(約一時間読んだ)
始まったら暫くして腰に限界が来てお経どころでなくなって、目の
前に座っている坊さんの、お経の本に音謡のつけかた(棒読みとか
上がり調子とか下がり調子とかゆっくりとか)が書かれているのや
お経の漢字に全部「ふりがな」がふってあるとか、そんなのをボー
ッと見ていた。
ただ、お経が始まって少ししたら、雨だったのが急に晴れて部屋に
明るい日差しが差し込んだのだけ覚えている。
あとは気が遠くなるくらい限界状態の腰と戦いながら、坊さんの本
とか親父の遺影の写真を見てひたすら耐えていた。
坊さんのお経が終わって、ひとしきりして坊さんが帰ったらもう限
界でベッドに転がって腰を伸ばしていた。
それから仕出しのお弁当を食べて、今年最後の年末の〆を会社で片
付けて帰ってきた。
もうこれ書いているだけでも腰が破壊されそうなので横になること
にする。
まあ、一段落ついたから、これでしばらくは簡単なお経だからまた
あっても困らないけれど、さすがに今日は疲れた。
まだ明日また実家のマンションのテナントさんの仕出し屋さんにお
せち料理を取りに行かなきゃならないから、まだ仕事がある。
もう夕飯いいや、横になりたい。
親父よう、また明日な。
@ 腰の、崩壊。
本日の種:フジフイルムX-E3