北海道は今、新そば祭りの季節です。
1年の締めくくりにも蕎麦を食べる風習が日本にあります。
大晦日の縁起物、「年越しそば」。
「人生はそばのように細く長く生きるという意味で食べる」ことから、敬老の日である今日、お年寄りの長寿を願って、お蕎麦を食べるのもいいですよね。
お蕎麦を上手に食べることができると、
きっと長生きできるはずです。
日本には、「すすって食べる」という他の国ではみられない、
どちらかというとマナー違反になりがちな食べ方がありますが、繊細な感覚を持っている和の心が込められた食事の作法のひとつです。
日本人としてのこころある人しかその作法で食べることは許されません。
五味五感を大切にした、旬の食材、味だけでなく見た目も大切にする日本料理。そして五感だけでなく第六感もたいせつにした献立・作法の日本料理?。
日本食は海外でも大人気で、ポピュラーなのは「すし」ですが、もちろん「そば」「うどん」も知名度は高いことでしょう。
お蕎麦をすすって食べる食べ方は、日本人の心を解せる人のみ
その作法で食べてください。
餅をのどに詰まらせてしまう可能性の高いお年寄りには、お蕎麦をすすらず、良く噛んでたべるようにすすめましょう。
よく噛まないとびちゃびちゃと食べることになってしまいますので、お食事の時間もゆっくりとってあげることが必要です。
お蕎麦を上手にたべられるお年寄りは、きっと長生きできますよ。
お年寄りが長生きできることだけでなく、「そば友」と言われる
「蕎麦を一緒に食べることができる友達」が増え、大きな和となることを願っています。いつまでも美味しく、楽しく一緒にお食事できるといいですね。