Welcome to Hokkaido Nature World

北海道のその日その時―素敵な空間をおさめた写真をその日のうちにお届け致します

鮭のチャンチャン焼き

2012-10-09 19:03:28 | インポート

今日は、おいしい大根をいただいたのと、品種はわからない
のですが、細長い葉っぱの多い白菜をみつけたので
冷凍庫に入っていたサケをひっぱりだし、『鮭のちゃんちゃん焼き』
をつくってみました。

今回はジンギスカンに続き、北海道の郷土料理 
『サケのちゃんちゃん焼き』のご紹介です。





この『鮭のチャンチャン焼き』は、北海道の郷土料理として
有名なだけでなく、簡単につくれるので
今では北海道だけでなく全国のご家庭で食されていることと
思いますが、今回は私の作り方をご紹介いたします。

【材料】
白菜、大根、玉ねぎ、長ねぎ、しいたけ、鮭 味噌、
砂糖(てんさい糖など)、みりん、酢、油

【つくりかた】
① 味噌に砂糖を入れ、混ぜ合わせた後、みりんを加え、
私は酢もいれて混ぜ合わせ、「味噌だれ」をつくります。
② 鉄板をあたためてから、うすく油をひき、鮭の上に味噌だれを
2/3くらいかけ、まわりに切った野菜を並べてのこりの味噌だれを
まわしかけ、アルミホイル等を上にかぶせて蒸し焼きにして
できあがりです。

基本はメインの食材と野菜を鉄板で焼き、味付けが味噌だれであればチャンチャン焼きであるといえると思うので、お好みで野菜をご用意いただければよいと思うのですが、秋サケの出るこの時期が一番おいしく鮭をいただけるのと、大根や白菜がとてもおいしい季節なので、キャベツより白菜をおすすめします。






ジンギスカン

2012-10-04 22:33:06 | インポート

稲刈りも始まり、新米も登場しはじめ、
稲穂が刈り取られていく田がふえていくこの季節は風も冷たく
なりましたが、今年はこの時期でも日中暖かく
過ごしやすい日が続いております。
昨年は初雪が降っていたそうなのですが
そんなこともすっかり忘れているほど、今年は暖かいです。
秋となり、たきかわ産のりんごやたまねぎで
「ジンギスカンのたれ」をつくれる季節となりましたので
今回は、滝川の名物 『ジンギスカン』をご紹介します。

北海道の郷土料理のひとつ 『ジンギスカン』には、
「たれ」につけこんだ 「味付けジンギスカン」と、
薄くスライスした肉を焼いた後に「たれ」をつけて食べる
「後だれジンギスカン」の2派があり、
ここ滝川は、「味付けジンギスカン」で有名な地です。

兜のような形をした、中心が盛り上がっていて、狭いスペースでも
焼く面積が大きいジンギスカン鍋を使用し、たれに漬け込んだ羊肉を
野菜とともに焼くことで 上手に鍋を焦がさないように食し、
鍋のふちにたまったたれに、道産小麦でつくられた
太めのうどんや拍子切りにした餅をいれ、
野菜の旨味も加わり、ほどよく薄味になったたれをふくませて
味付けされたところを食べるのが、滝川流のジンギスカンの
食べ方です。

ジンギスカンの発生の地について 諸説ありますが、
ジンギスカンを食する際、ここ滝川で必ずいれる野菜が「もやし」と
「たまねぎ」。そして、うどんやもちを入れる。
そして羊肉特有のくさみを にんにくを使わずにとる。
この食べ方の発祥の地が、おそらく ここ滝川だと思います。


今日は、JAたきかわ野菜直売所に滝川産のりんごとたまねぎを
買いに行った後、今回はいつもと違って、都会的な大人向けの
ジンギスカンをつくってみようと 浦臼の鶴沼ワイナリーに
レンベルガーを買いに行き、玉ねぎ、りんご、砂糖(てんさい糖など)、しょうゆ、みりんの他 ワインその他隠し味で
「味付けジンギスカンのたれ」を作ることにしました。





北海道のみで生産されている「てんさい(砂糖大根・ビート)」
からつくられている「てんさい糖」は、自然でやさしい甘さをもつ
お砂糖なので、ジンギスカンをつくるときには欠かせません。

滝川には、道内外でも有名な「松尾ジンギスカン」本店があり
現在、東京にもお店を出店しているので
滝川流のジンギスカンを気軽にお召し上がりいただけます。

ちなみに私のつくるジンギスカンは、松尾ジンギスカンとも違う味なのですが、たれのレシピは非公開です。 




※ここ滝川で必ずいれる野菜が「もやし」だけでなく、「たまねぎ」を書き忘れたので、書き加えました。(2010.10.5)