かもめ見聞録

奇跡の炎上大王バーンをなま暖かく見守っていた、千葉ロッテ応援日記。

ヒトラーの忘れもの

2020-05-12 00:00:01 | 映画レビュー
さあさ。
たまには名作観ましょうね、名作(*´ω`*)


ヒトラーの忘れものです(≧▽≦)
(原題:Under sandet=LAND OF MINE地雷の国)


密林紹介文
1945年、ナチス・ドイツによる占領から解放されたデンマーク。ドイツ軍が海岸線に埋めた無数の地雷を除去するため、捕虜の少年ドイツ兵たちが駆り出された。ナチを激しく憎んでいたデンマーク軍のラスムスン軍曹は彼らに容赦ない暴力と罵声を浴びせるが、飢えや、地雷の暴発によってひとりまたひとりと命を落としていく少年兵たちを見て、次第に彼らにその罪を償わせることに疑問を抱くようになる。 やがてラスムスンは、帰郷を願う少年たちの切なる思いを叶えてやろうと胸に誓うようになるが、その先には思いがけない苦難が待ち受けていた…



いや~。
いい映画でしたね(≧▽≦)
ただ、まぁストーリーが起伏に富んでいるワケではないので、実際に密林紹介文以上のことは起こらないのがちょっと惜しいところではあります。
まぁ、史実をもとに作ってるから多少はね(*´ω`*)

では、見どころをどうやって確保しているかというと…
アレですね。




こんな感じ。



少年兵の処理する地雷がいつ爆発するかわからない。
という。
緊張で手がプルプル震えている少年兵の時には何も起こらなくて、視聴者が『あぁ、良かった』と胸をなでおろした途端に次の少年兵が爆発四散。

わかりやすいのはコレですね。
地雷処理がかなり進み、少年兵たちがフラグを乱立し始めます。



『ドイツに帰ったら何をしたい?』
『とにかく飯を食いたい』

おふくろはベルリンで一番料理がうまいんだ』
『だったら招待してくれよ


などという会話を地雷を取り扱いながらしたらどうなるか、赤子でも知っていますよね(;・∀・)
『ステーキ食いたい』とか『パインサラダ食いたい』って言ってるのと変わりませんもんね。



まぁ、結果はね(;゚Д゚)

当然ですよね(^▽^;)
少年兵、まとめて吹っ飛びました(;'∀')
タイミングもよくありませんでしたね。
この会話、映画残り10分の段階でやらかしてますから。

作中出てきた少年兵が14人。
そのうち、なんだかんだで地雷除去に失敗して爆発四散した少年兵が3人(とワンちゃん1匹)。
ちょっと生き残り過ぎかな~とは思ったんですよ(;´∀`)

最終的に残ったのは4人です。

最初、少年兵に容赦のない鬼軍曹が、子供たちと心を通わせはじめ、自分の立場(少年兵に地雷撤去させる監督)とのはざまで葛藤する様子とか、そういった静かな見どころはたくさんあるので、観て損はありませんよ(≧▽≦)
普通にいい映画でした(≧▽≦)

じゃあ、何が一番ひどいって…








『ヒトラーの忘れもの』とかいう邦題じゃないかな(`・ω・´)
なんでも、ヒトラーってつければいいってもんじゃないと思うの(;・∀・)

ヒトラーの忘れものって『地雷(物理)』かよ!!(;^ω^)
もっと意味深なものかと思ったよ!!(;゚Д゚)


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