今日の花「レンゲソウ」。 花言葉「幸福・私の苦痛を
和らげる」
題字「清楚」
マメ科。2年草。
原産地は中国です。
日本への渡来時期はいくつか説があって、
「遣隋使の小野妹子が種を持ってきた」
「唐招提寺の鑑真和上が伝えた」
「弘法大師が仏教の布教に使った」
などなど、比較的「古め」の説。
はたまた「江戸時代に渡来した」説もあり、
確証は得られていないようです。
根に棲息する「根粒菌」というバクテリアが、
土を肥沃にするため、
田植え前の水田に植えられて、
「一面レンゲ」の景色を作り出していたというわけ。
この使い方が、江戸時代に始まったようです。
高さは、10~20センチ。
花期は、4~6月にかけて。
蝶型の花を、円形にまとまって咲かせる姿が「ハス」に
似ているとされ、
「レンゲソウ(蓮華草)」となりました。
花色は、紅紫色。
一面に咲く様子を、紫色の雲にたとえた「紫雲英」という、
詩的な漢字もあてられています。
なんといっても、
「レンゲのハチミツ」がおなじみです。
クセが少なく、広く好まれる味と香り。
上品なコクのある味わい、ソフトでまろやかな舌ざわり、
加えて淡い黄金色の美しさで、もっともポピュラーな
ことから、
「ハチミツの王様」とも言われています。
ちなみに、レンゲは「岐阜県の県花」。
レンゲのハチミツの国内生産量が、岐阜県が全国一という
ところから
制定されたようですね。
日本の養蜂は岐阜県が発祥地と言われています。